2019年11月8日金曜日立冬晴
小春日和
第29回日本全身咬合学会学術大会
一般口演まであと1週間となった
タイトルは
第四報
人間の下顎は宇宙からの特に地球の
自転と公転からの力によって北半球
では左螺旋回転してずれてゆく
である
発表資料は既にDVDにして学会事
務局に送ってある
学会事務局のM氏にお願いして
4年連続で開会式直後のトップバッ
ターにしていただいている
まだ先生方が飽きていない新鮮な気
分のうちに話を聞いてもらいたいと
いう事もあるし
一刻も早く肩の荷を下ろしたいとい
う気持ちもあるのだ
11月9日土曜日晴
雲1つない青く晴れ渡った
小春日和
というよりはまだ秋晴れと呼んだ方
が相応しい
今回の発表は
前回
人間の全身と下顎が
地球の自転と公転から受ける
3つの回転を計算式と求められ
た数値によって左螺旋回転を証明し
ようとしたが
出来なかった最後の1つの回転の
計算式と求められた数値による証明
と
全身の歪みの発生機序を中心とした
発表にしようと思う
3つの回転の
1つ目は
北緯36度で1口咬む毎の下顎を
左奥に引き込むコリオリの力
1口咬む毎に0.0004gの力が
左奥に働く
2つ目は
北緯36度で南北10cm離れた
地点での自転周回速度の違い
自転周回速度は南北10cm離れた
だけで
赤道側が1時間に15mm速い
東向きに自転する地球の北より南が
速いために速い側に引き摺られて
左回転する
この2つの回転に続き今回
3つ目として
北緯36度での地軸回転と自転周回
転の計算式と求められた数値によっ
て左回転しながら左回転している
つまり左螺旋回転している事を証明
したい
11月13日水曜日晴
職場は休業日
家のパソコンでパワーポイントを開
いて発表の練習をする
15分はかかる
全身症状の発生機序の理論化が出来
た
気が付いたと言うべきだろう
まだ仮説ではあるが自分の中でスッ
キリ出来る
まず地球と人間との万有引力である
次に地球の自転と公転から受ける
回転力である
人間はこの雁字搦めの力学の真っ只
中にいる事を
イメージするところから始めなけれ
ばならない
イメージすることが出来ると見えて
くるものがある
まず
1地球の自転と公転からの力で
人間の全身と下顎が左螺旋回転に捻
じられる
2捻じられることにより下顎がずら
され歯軸を左側に倒され左側の歯質
を減らされる
3歯軸を左側に倒されることにより
下顎位は元の右側に戻れなくなり
日々ずれを蓄積し続ける
4全身の天辺で下顎位がずれ
全身のバランスを崩すために
倒れないように首や肩や骨盤や膝や
距骨を自ら歪めさせて全身のバラン
スを取る反応をする
5身体を歪めさせれば肩や腰や膝や
足首が痛くなることは身体は百も承
知している
しかし立って歩ける走れるを最優先
にするのである
東アフリカのサバンナで成立した
現生人類は立てない歩けない走れな
いは猛獣に襲われ即死を意味するか
らである
6下顎位を最大回転開口位で重力バ
ランスに則った位置で咬めるように
すると全身も重力バランスに則った
シンメトリーになる
地球の自転と公転からの力で全身と
下顎が捻じられているが
捻じれを蓄積しているのは咬合だけ
だからである
11月16日土曜日朝10時18分
発表当日になった
以上が今日4時間後に発表する
「戸矢理論」
のあらましである
今回で4回目であるので
それ程緊張はしていない
15分で終わるかが気がかりではあ
る
今は新潟に向かう新幹線の中である
トンネルを抜けるとそこは紅葉の山
に重い雨雲が垂れ込める雪国になる
直前の新潟であった
柔らかく優しく話そうと思っている
発表内容は今回もYouTubeに載せよ
うと思っている