ヒタヒタと迫る南海トラフ地震 | tantantaroの言い放しブログ

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先日の能登半島地震。次はここだったかとの思いました。その前は大阪北部地震、その前は神戸の地震です。これらの内陸型地震いわゆる断層型地震は南海、東南海地震の海溝型地震の前兆地震と言われています。



この図は近畿、東海エリアの最後の海溝型地震1946年12月の南海地震に至るまでの断層型地震を表示していますが、1925年の但馬地震から1943年9月の鳥取地震を表示しています。ある研究によれば、海溝型地震発生の50年まえから10年まえにかけて内陸部で断層型地震を繰り返すというものがあります。

よくTVなどでも海溝型地震のメカニズムが紹介されているのでご存知だとおもいますが、海側のプレートが陸側のプレートに滑り込んでいて、陸側プレートが変形し、それが限界点に達したとき固着部分が跳ね上がり、地震発生と跳ね上がりにともない海が押し上げられ津波が発生するというもので、東北地震はまさにこれでした。しかし、このプレートの移動は陸側プレートの変形と同時に日本列島を北西側に押して移動させてもいます。そのパワーの蓄積の暴発が内陸部の断層型地震というわけです。
1946年の南海トラフ地震から50年は1996年で神戸の地震発生の1995年と符合します。大体100年周期で発生する南海、東南海地震ですが、2046年は後22年。これからも内陸型地震がいくつか発生すると思われます。そして、南海、東南海地震の前の内陸型地震も発生すると思われます。