清々しい朝である。
東工大に続きです。
まぁ、インスタとほぼ同じ内容ですが面白かったのでブログにもアップしてみました。
受付が始まり本部テント前で二列に並んで車種と名前を告げてエントリー書類等を頂く訳ですが、ちょっと面白い事がありました。隣に並んでいたオッチャン、受付の女性に「フォードGT40」って言ってるんです。
いやはや驚きましたね。聞いたいた途端「えっっ!??マジか?」って。
アメリカ車好きなら誰しも思いますよね。
更にこのオッチャン「はい、ブルーとオレンジ色です」ってわざわざ色まで言ってます。
「おいおい、それってガルフ・カラーじゃん」って思いながら「オッチャン何処に展示してんねん?」ってグランド振り返りましたよ。
あまりお分かりでない方の為に・・・
コレが話を聞いてずっと僕の頭の中にあった「ガルフカラーのフォードGT40」と言う車です。
でもそれらしい個体は何処にも見当たりません。それでも僕は期待して「そうか・・・車高が低いので陰になって見えないんだな」って思いました。
でもそのオッチャン別にそれらしいレーシーな服装をしている訳でもなく、競馬新聞持って電車に乗っているようなフツーの目立たない服装です(失礼)」。
その後開会の挨拶がありグランドを回りましたがGT40
何処にもありません。
エライさん達の挨拶の図
で、広い校内の実習展示場へ移動すると有りましたよ。
少々いびつなガルフ・カラーが。その横にはパイプ椅子に腰掛けた先ほどのオッチャンが。
早速声を掛けて色々聞き出しました。
ビックリしたのは何処かの軽自動車を改造して作ったんではなくて、パイプフレーム(シャシー)から自作したと言う。さらに驚いたのは、実はコレ電気自動車だと言うじゃ無いですか。早速頼んでボディーを開けてもらいました。
ボディー丸ごと横からヨイショって持ち上げました。
なるほど、速い話がゴーカートをエレキ駆動にしてGT40ボディー載せているのです(一応GT50って書いてありましたけど)。
ほら、青色ナンバー付けてます。
皆さんある意味関心してご覧になってましたね。
で、このGT50の凄いところがこの写真。
電動ですからスタイルとカラーは迫力ありますが動くと言うより音もなく転がるって感じでしょうか、そこでオッチャン考えました。Eの文字の下にV1って書いてある所が駆動装置を外したバイクの単気筒エンジンなんです。で、EVのスイッチと同時にこのバイクのエンジンも掛けるのです。
するとマフラーの無い直管から迫力ある音が出て、ナンバープレート下にある二本のエグゾーストパイプからバイクの排気ガスが出ると言う凄い技が隠されていました。
なるほどそんな手が有ったのか・・・って思いでしたね。いやぁオッチャン見直しました(ごめんなさい)。
「ちゃんとナンバー取れてるんですね」と聞くと「いやぁ〜この辺り(排気量や大きさ等々)のナンバーって結構グレーゾーンで取れちゃうんですよ」って実に大らかでしたね。まして電気ですから尚更かもね。
勉強になったフォードGT50でした。
追伸
ひょっとしてオッチャン、GT40って付けたら本国フォード車から商標名違反で莫大な違反金取られるんじゃ無いのかって心配して+10でGT50にした・・・
な〜んて事チラッと思い念のために変えた・・・なんて事じゃ無いですよね(聞かなかったから勝手に思ってますが)オッチャン、絶対これ見てあのフォード社がヤイヤイ言うてくる事は一億万パーセントありませんからご安心くださいね。