直前スペシャルで危ぶまれた夜の睡眠ですが、きっちり9時に巨大太鼓の音はなりやみ、ちゃんと就寝できました。
そして午前5時起床。
そう、レイクハマナはショートディスタンスとスプリントだけですが開始が7時半とめちゃ早いのです。
一週間前から雨の予報だったこの日は朝から小雨が降り、宮古島で学んだ雨降り時の応援スタイル、ポンチョにレインパンツできめた世も末とみか師。
そして熱があるらしく、風がふくだけで体が痛いとぶつぶつ唸っているダンディズムの三人の応援チームは、参加選手のしげ選手とチムチムと共に会場の浜名湖湖畔へやってきました。
具合悪いのに次々と会場の選手に声をかけられるダンディズム。さすが業界の有名人。
お天気も体調も下り坂で険しい表情になるダンディズム。なんでも純粋な応援でトライアスロン会場にくるのは久方ぶりだとか。
最近恒例のレーススタート前に応援ボードを持って記念撮影。
しげ選手のボードは以前にもつかった、飼い猫のぼんさんと走るイラストのボード。
チムチムのは今回初だし。文字、イラストを世も末が、色付けをみか師が施した合作です。
「期待の新星」トライアスロンは競技人口の年齢が比較的高く、20代の選手はめずらしいため、若い力のチムチムが活躍してくれると盛り上がるな〜という期待を込めて。
実はこのチムチム、マラソンではなかなかのタイムを持つ走力がある選手なのです。
もしかしたら先輩のしげ選手といい勝負になるのかも…!?
浜名湖の数十メートルもない小さな浜辺でスイムスタートを待ちます。
開会式が始まり、大会委員長の脱力する挨拶。
「えー、去年は断腸の思いで、あえ〜、大会を中止したわけですが、とらいあすろりーと、いやアスリートのみなさんは〜」
ずるっとこける応援一同。
「朝ドラのいだてんの舞台になったのがここでありまして(うんぬんかんぬん)」
挨拶が終わった後MCさんが「朝ドラいだてんを見るいい機会をくださってありがとうございました」
としめくくっていて、トライアスロンどこいった!とツッコミどころ満載でございました。
さすがローカルレース。ここにしかない味があります。
7時半、ショートディスタンススタート。
ここにしかない味と言えば、浜名湖のスイムコースの水位が低くて、スイムなのにほとんどの人が泳がず、水中ウォーキングをするというシュールなことが起こっていました。
それでも雨のせいで「例年より深いです!気をつけてください!」とスタッフの人がアナウンスしてました。
どんだけー!
これ、スタート地点に向かって歩いているわけではありません、とっくにスタートしているのに水中を歩いているのです。
かなりの沖まで海をのしのし歩いているように見えるこの姿はまさに水中を歩く巨人。
レースが終わった後で、しげ選手に今回一番印象に残ったシーンをイラストにしてもらいましたが、この時のことを描いていました。
しげ選手「歩いている人が横並びでレース中なのに談笑してるんだよ。じゃまでしょうがなかった。しかも水中ウォーキングの人が泳いでる人より速いっていう…」
選手の半分以上が歩くスイム。
それだけ水位が低いのにジェットスキーに乗せられてリタイヤする選手も数人見かけましたし、海の真ん中からコースを外れてのしのしあるいて岸に戻って来て、スイムスキップしてバイクにすすんだ選手もいて、かなりカオスでした。
レイクハマナって泳げなくてもトライアスロンにでられるレースとかってトライアスリート界で認識されてたりするんだろうか…。
しげちゃんあがったねー、チムチムはどこかなーと話していると、少し離れたところで応援していたダンディズムが
「チムチムならしげちゃんより先にスイムアップしたよ」と報告。
世も末、みか師「ええー!」
実は、チムチムは走力こそあるものの、スイムとバイクは未知数で、ラン以外の種目はしげ選手の方がはやいと予想していたのです。
こっ、これはしょっぱなから番狂わせな展開。
と思ったら、トライアスロンデビューのチムチム、当然トランジション(次の競技への準備)も初めてで戸惑い、その間にしげ選手がスッと抜くという老獪な技をみせました。
チムチムのちょっと前を走るしげ選手。
追いかけるチムチム。
こちら応援部隊。スイムスタートにはまにあわなかったものの、伊良湖トライアスロンに続きしげ選手の会社の後輩が応援に来てくれました。
降ったり止んだりを繰り返す天候の中、ついにダンディズムが地面に寝転がります。
そのすぐ横をバイクで選手がとおりすぎる、シュールな絵面。
実はこの湖畔のエリアめっちゃくちゃ風が強い!
バイクの選手もふらふらしており、風に吹かれてダンディズムもなかなか体力を削られている様子。
バイクではしげ選手とチムチムが抜きつ抜かれずで進行していました。
しかし、チムチムの足運びの様子がなんかおかしい…。
あっ、ギアが軽すぎるんだ!
そう、明らかに他の選手よりギアが軽く、くるくるくるくるハイケイデンスで回しています。
これ疲れるんじゃないかなー。
この現象、まったく同じことがしげ選手にも横浜トライアスロンの時に起こっていて、彩パイセンが「ギアあげろー!」と一生懸命応援したにもかかわらず、当のシゲ選手にはきゃーきゃー言って盛り上がってるなーくらいにしか認識されずに徒労に終わったというエピソードがあります。
今回もダンディズムがチムチムにギアが軽い!と声をかけるのですがやはり通じていない模様。
この「ギアが軽すぎて足がふかふかする」現象は一度は通る道なんだろうか…。
4周するコースですが、最終周では、ハイケイデンスがたたったのか、チムチムがちぎられ数分の差をつけてバイクフィニッシュ。
疲れは見えるものの堅調な走りのしげ選手。
それを追いかけるチムチム。私たちの応援にガッツポーズを見せる余裕も。
途中でチムチムがしげ選手を捉えると、2分差まで引き離しにかかりました。
追いかける展開になったしげ選手。
走力で言えばチムチムに利があるものの、先輩としての意地をみせたいしげ選手、ランの最終周で追い上げにかかります。
しげ選手談「もっとあげたかったんだけど、風が強すぎて、フィニッシュライン前の防風林入ったらスパートしようと思ってたんだ」
フィニッシュラインで待つ私たちの前に先に現れたのはチムチム!
デビュー戦にもかかわらず、先輩よりはやくフィニッシュしました。
これはほんとに期待の新星かも!
そしてそこから20秒ほどでしげ選手フィニッシュ。
フィニッシュ後、フロデノポーズまできめたシゲ選手。
しかしこのゴールテープ、なんか短くないか?
よく見るとこれ、のぼりで使ってる旗だ!
この旗を地元のボランティアの女子が持って一人一人にゴールテープを切らせているという。
んーこれもローカルレースのここにしかない味っていうんでしょうか。
力尽きてひざまづくしげ選手。
この楽スパ、漫画が読み放題だったり、テーブルゲームしたり1日遊べる素敵なところ。
しかし私たちはこの日帰らねばならないので、お風呂からしゅっと上がると、一路次の目的地へ。
ここでの目的はこちら、しらす丼。地元でとれたしらすがこれでもかと乗っかっています。
私はよくスーパーでも駿河湾産のを選んで購入するくらいの静岡のしらすファンなので、大変美味しくいただきました。
道の駅といえば、地元産の野菜を安価で購入できる夢のプレイス。
どでかにんにくや
どでかズッキーニ
命のカプセル(うずらの卵)や
見たことないピンクレモネードブルーベリー、
餃子の入ったコロッケ、ギョーコロと目白押しでした。
みか師は三ケ日みかんサンデーを購入。
みか師「みかん味がソフトクリームにあうかといえばあわない。でもおいしいよ」
うーんどっちなんだ。
しげ選手は鰻コーラを。
しげ選手「ふつーのコーラ味。」
そっか…。
道の駅からはまっすぐ名古屋に帰って来て、家で着替えたらすぐに打ち上げ会場の矢場町味仙へ。
しかし、ダンディズムはとても食べられる状況でなかったため、DNS。お家で帰りを待ちます。
レースには来られなかったしげ選手の後輩くんもかけつけてくれました。
安定の味仙。
料理を楽しみつつ、今日のレースを振り返り、また次のレースはどうするかなど大いに盛り上がりました。
チムチムは宮古島トライアスロンを狙っているそうです。
しげ選手はトライアスロンは今期は全レース終了。次は初めてのフルマラソンになる横浜マラソンに向けてトレーニングに勤しむ予定す。
おまけ。
次の日行った名古屋で今しげみか夫妻が一番ホットな場所といっている熱々パスタのお店、ピッコラデゥエ。
地元のOLさんやサラリーマンに人気のおしゃれな店内で、竹野内豊を華奢にしたようなイケメン店長が威勢良く迎えてくれました。
世も末が頼んだトマトと貝柱のバジルソース。
ほんとに熱々でした!麺に殊の外やる気のあるしげ選手、自宅で真似して熱々にパスタを熱してみたらちょっとだけここの味に近づいたのだそうです。
ダンディズムが選んだエビのウニソースのタリアテッレ。
色が…!鮮やか!
お味も濃厚で、ダンディズムも大変満足して、即Googleマップにレビューしておりました。
おまけ2。しげみか宅の飼い猫ぼんさん。
(目が)カッ。「お疲れ様だったな」
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