顔面神経麻痺の程度が
どの程度のものなのかとか
今後治るか治らないかなどの診断には
2つの診断法が使われました
(私が知る限りでは、ですが)
1つがこれまでも何度か書いてきた
「柳原法」
先生から言われる顔の部分を
意識的に動かしてみて
その動きの具合が点数化される
もう1つが機械を使う
「筋電図検査」
この2つの結果を
総合的に判断して
麻痺の程度や予後、
今後の治療が決められるようです
今回はこの筋電図検査を
受けた時のことを書いてみます
直前の話はこちらから⇒☆
この筋電図検査は
実施タイミングが重要らしく、
発症後2週間前後がベストだと
主治医の先生はおっしゃってました
特に検査時期が早すぎると
ダメージを受けた神経が
「死に終わって」おらず、
神経破壊の途中ということになるので、
検査の精度が落ちるため(らしい)
この検査の結果数値は
ENoG値と呼ばれていて
この値で予後の判定が
おおよそできるみたい
私の場合は発症して
11日後に検査がありました
ただ、検査当日は
主治医の先生が
学会出張で不在のため
別の先生が実施してくださることに
余談ですが、
この時はちょうど
院内感染でコロナに罹っており
担当してくださる先生は
感染予防フル装備して
検査機器を病室まで
運んでこられたのですよね
これ↓ですよ!
機器のセットが完了し
顔へ電気を流すために
顔に3か所程度
コードを貼り付けられました
そして電気をバチっと流す
すると筋肉がピクッと動く
これを顔の両側でやるのです
さて、検査が終わると先生は
「もうここで計算していこうかな」
とおっしゃり、続けて
「あの、スマホありますか?」
え?私が計算するの?
先生が数字を言って
私がそれを入力
桁が多くて間違わないかと
検査の時より緊張しました
計算結果を聞いた先生は
「まぁほぼ28ですね。
説明はまた〇〇先生からありますが、
そんなに悪くない数値です」
そう言い残して去っていかれました
どうやらこの検査の数値は
麻痺していない側の顔の動きを100として
麻痺側がどれくらいの動きができているかを
表しているもののようです
28パーセントしか動いてないと思うのか
28パーセントも動いていると思うのか
最初は前者の悲観的な見方でした、私
ググってみると
40%以上だと予後良好
40%未満だと治りが悪くなり
後遺症が出る可能性が高くなる
というのが一般的
先生の言葉どおり
「そんなに悪く」なく、
主治医の先生の言葉を借りれば
「まぁまぁいい数値」
ということでしょう
治り方もいろいろの顔面神経麻痺
28パーセントだった私は
どのような経過をたどるでしょうか
実は「けいれん」が
ぶり返す時期もありました
そんな「その後」も記録していきます
(つづく)
今日も読んでくださって
ありがとうございました^^
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今年80歳を迎えた実母、
10歳年上のアラカン夫と
九州熊本で暮らす
Lee(55歳)です
甲状腺がん手術後の経過や
日々の気づきなどを綴っています
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心のことについても書いています
ほぼすべての人間関係のお悩みは
これに集約できるのではないかと
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