今にして思えばの話にはなるものの、
麻痺になった当日のことです
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目を覚ますと
まず、顔に違和感を感じました
ん?右目が閉じない?
おかしいと思った私は
鏡の前に立って
顔を見てみる
すると、微妙に左右のバランスが崩れていた
(まさにこんな感じです)
そして右目だけまばたきできず
大きく見開いたままでした
さらに、口も右半分だけ
動かしにくいことにも気づきます
「ねぇ、顔が右だけ動かなくなってる」
別室にいた夫に声をかけました
私の状況を見て
夫も驚いて心配したのは
言うまでもありません
病院に行くことは決めて
ともかくまずは
顔を洗い、歯磨きもしようと
洗面台へ
歯ブラシを口に入れた瞬間
口の中にいつもは感じない「味」
のようなもが広がりました
私の感覚(味覚?)では
一番近いのが「塩味」かなぁ
よく観察してみると
その「塩味」は
口の中の右側だけでした
さらに口を閉じて
くちゅくちゅと
口の中をすすごうとするとしたら
ぷちゅー
と口の右側から
水が水鉄砲のように
飛び出していきました
右半分が麻痺しているから
口がうまく閉じなくなっていたんですね
顔を洗うのも
最初は
右目が閉じないことに慣れず
水が目に入り
痛い思いをしました
こうしてあさイチで
病院へと向かいました
まさか即入院になるとは
予想だにせず…
(つづく)
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今月80歳を迎えた実母、
10歳年上のアラカン夫と
九州熊本で暮らす
Lee(55歳)です
甲状腺がん手術後の経過や
日々の気づきなどを綴っています
こちらから☟
ほぼすべての人間関係のお悩みは
これに集約できるのではないかと
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