10年前のある冬の日に交通事故で突然亡くなった父が昨日夢に現れました。
明け方に見た夢だったせいか、目覚めた時には内容をよく覚えていて、「お父さんが夢に出てきてくれるなんて珍しいな」と思うと同時に、この世では会うことが叶わない父に、「もう一度会いたい」と思ってベッドの中で少し泣きました。
神奈川県小田原発✨
心屋認定カウンセラー
ジャージコバ認定講師
50代を自由に美しく生きるLeeこと柳由美です。
はじめましての方へ(私のプロフィールです)
ブログタイトルの【心屋×禅】生活って何?という方はこちらをのぞいてみてください。
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昨日、父が私に「会いに来てくれた」のは、私が父のことを普段より思い出すことが多かったからだと思います。
前日の26日が父の「月命日」だったこと(ちなみに、亡くなった当日は1月26日で、毎年その日を「祥月命日」と呼び、1月以外の毎月26日が「月命日」です)
それと、26日の夜、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』という映画をテレビで観ていたからかと。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地は大分県の豊後高田市
(豊後高田市は「昭和の町」として有名で、今回のように他にもたくさんの映画のロケ地となっています)
豊後高田は、欲の無い父(と私には見えていたのです)が珍しく「行ってみたい」と言った唯一の場所なのでした。
私は父と母を連れて豊後高田へ行ったのは言うまでもありません。
夢の中で私は自転車で職場の学校に行っており、父は私の横を歩いていました。
父に自転車に乗るようにすすめると、あのいつもの柔和な笑顔で「よかよか」と言って元気に歩いていました。
母ともう一人男性(弟?夫?)が居ましたが、私の横をずっと歩いていたのは父でした。
目覚めると、「もう一緒に並んで歩くことはない」とメソメソしてしまう私がいる(書いている今も)
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1000年以上の昔、平安時代には、夢に想い人が出てくるのは、その人が自分のことを想ってくれているからと人々は考えていた。
高校の古典の授業でそう習った記憶があります。
うたた寝に
恋しき人を見てしより
夢てふものは
頼みそめてき
(うたた寝の夢に、恋しい人を見てしまったときから、当てにならないはずの夢というものを頼りに思い始めるようになってしまった)
小野小町の歌です。
もう一度会いたい。
夢の中でもいいから。
と思う。
父に護られていると信じることにしてランダムな再会を楽しみに待っていよう。
恋しい父。
大好きだった父。
今も大好きな父。
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