感動日記 四一八六 片喰・紫蘭 令和六年四月二十一日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

 

       

此処の所、野の草花の名前を覚えようとしています。

命は平等とは言いますが草も動物も魚も皆、平等なのでしょうが、人間が勝手に菜食主義

に挑戦しよう等と言っている。

魚は食べてもいいがクジラは殺してはいけない、など人間とはいい加減な生きものです。

カタバミの黄色の花は、晴れた日の午前中に咲き、夕方には花びらを閉じ、曇りや雨の時も開花しません。

繁殖力が非常に強く根絶が難しいので、雑草扱いされる事もある身近な野草で、可愛らしい花です。

和名は片喰(かたばみ)は、ハート形になっている葉が、一部が食べられて欠けているように見えることが命名の由来だそうです。

五弁の黄色い小さな花を付ける葉や茎にシュウ酸が含まれているところから、「酢漿草(かたばみ)」とも書かれます。

道端や荒れ地、芝生等に生える多年草です。

黄色の8ミリ程の小さな花は上向きに開き、茎は地面に這いつくばるように葉を広げて、節から根を出し草丈十㌢位です。熟した実は触ると、パチンとはじけてたくさんの種をはじき飛ばします。

他には、ムラサキカタバミもあります。

従来の黄色いカタバミより葉はずっと大きい帰化植物で花は淡虹色です。

知人の庭に見たことがあるのですが笹のような葉に紫の異様な花がありました。

昔、聞いたことがあったワシャシランという言葉で覚えていた名前の紫蘭という名前でした。

シランは関東地方以西の本州、四国、九州及び沖縄に分布するラン科の多年草です。

かつては日当たりの良い傾斜地に群生していましたが、手軽に育てられることや薬用になることが災いし、乱獲によって個体数は激減しました。

日本では現在、準絶滅危惧種に指定されているそうですが、東アジアには全9種類も同種のものがあるようです。

シランという名は「紫色の蘭」を意味します。

丈夫な性質を持ち、東日本でも地植えで越冬することのできる身近なランの一つであり、花を観賞するため、庭園や個人の庭に広く植えられています。

葉は幅5センチ、長さ15~30センチほどと細長く、茎の下部から5~6枚が互い違いに生じる。

葉先は尖って触れると硬く、その様は庭木でお馴染みのシュロに似ているため地方によってはシュロラン、シロランなどと呼ばれています。

シランの花期は初夏(5~6月)で、細長く伸びた花茎の先端に薄紫色の花が3~7輪ほどまばらに咲く。

花色は画像のような紫が基本だが、一部にピンクが入るものや、白色の花が咲くシロバナシランなどの品種があります。

花の後にできる果実は画像のように大きくて目立つが、中には小さな種子が粉末状に入っている。

種子からは発芽しやすいが、繁殖は普通、株分けで行いまさす。

茎の付け根付近が球根のように太っているのがシランの大きな特徴です。

これを乾燥させて粉末状にしたものは漢方薬「白笈(びゃくきゅう)」として打撲、止血、胃炎などの消炎に効果があるとされています。鼻血が止まらないときはシランの根の汁を鼻の付け根につけるとすぐに止まるといい、また糊として使うこともできるそうです。