感動日記 四一二八 美しく生きる 令和六年二月二十三日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

わが社の標語は「地球を愛し人を愛し街を美しくしよう」という言葉です。

長年、駅前の掃除をさせて戴いていたから浮かんできた言葉でもあります。

ゴミを拾う事によって駅前が綺麗になります。

しかしゴミが落ちていたからこそ綺麗になるのです。

ゴミがなければ人は綺麗で美しい街である事に気がつきません。

当たり前からでは美しさに気づかず美しさは自覚できないのです。

汚く醜い暗闇を知ってこそ美しさを自覚する事が出来るのです。

しかしこの暗闇の暗部とは己の心からしか生まれません。

この己の心の闇を照らして下さるのが阿弥陀様しかおられないのです。

三種の神器には八咫鏡があり日本の神社の多くには鏡がおいてあります。

カガミから我を取れば神になるともいいます。

 

己の心を鏡に映してみなさいというのが日本の神社のようです。

【腹立たば鏡を出して顔を見よ鬼の姿がただで見られる】 吉崎別院

【目にみえぬ 神にむかひてはぢざるは 人の心の まことなりけり】明治天皇

 

蓮の花は泥が無ければ美しくは咲きません。

故に煩悩即菩提ともいうのでしょう。