感動日記 四一一二 心の栞① 令和六年二月七日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

鏡から我を取れば神になる

蝶々さん今日も飛べ飛べおはようさん

万物がわたしの命に注がれている

梅咲いて法聞けよと鶯鳴く

お日様はただ水もただ空気もただ笑顔もただ優しさもただ

花に蝶天女の舞の極楽図

生きている内煩悩だらけの出来損ない

冬景色春の花のかくれんぼ

梅一輪どうして遇えたかこの世の春

人の傲慢分かれよと雪真白く大地を覆う

ありがとうは南無阿弥陀仏の極楽道

桜美しくとも美しいとは言わずただ咲いているだから美し

時計チクタク死にゆく時間

狸さん可愛い顔して阿弥陀狸に化けおって

人が酒を飲むさ酒が人を飲む

人生に完成はない死ぬまで見つめ己が心

美しく生きようと思うわれ、美しく生きられないわれどちらも本当南無阿弥陀仏

国道で車に轢かれた一羽のカラスそれを眺める友カラス

甘茶の味渋味甘味何とも言えぬ佛の味

自惚れ人生なおりゃせん強欲われを如何にせん

大宇宙のエネルギー身ごもって悠々と横断歩道を妊婦行く

知恩院大伽藍の中に佛法なし佛法の中に法然さま

思い上がりを降ろして下さる阿弥陀さま

自然に生きる自然に死ぬどちらも往生

人生は今日一日の罪重ね

人生は死ぬ気になって生きる事、でもそんなに急ぐなと阿弥陀さま

なかなかに死なぬのも人間あれって間に死ぬのも人間

日も出ぬうちからおはようと朝顔さん

三日月の光の中舞うカゲロウさん

この世があの世かあの世がこの世か蓮の池

朝日あび黄金にきらめく稲穂かな

蝉の亡骸ご苦労さん命はどこへいったやら

お墓のそばの彼岸花先祖と一緒に花見かな

守銭奴が肩丸くなり可哀想

イナゴさん今年は初めてこんにちは

トンボと蝶ススキに止まって仲良しさん

月夜の晩歩けど歩けどお蔭様がついてくる

煩悩は南無阿弥陀仏が分かる為、阿弥陀さまの贈り物

ススキの花今ここぞと秋風に舞う

東京は地下に地上に未来の地獄