感動日記 四〇九八 男は度胸・女は愛嬌 令和六年一月二十四日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

最近は独身の人が多いように思われます。

女性から男性をみれば男らしい男性がいない又、男性から女性をみれば女らしい女性がいない、と思われるのも一つの理由ではないでしょうか。

所で男らしい男性とはどのような男なのでしょうか。男は度胸と申します。

その度胸が男性の魅力であるという言葉なのでしょう。

度胸とは広い心、大きい心と度量の深い心の持ち主という事ではないでしょうか。

という事は智慧のある勢至菩薩的な人間という事です。又、女は愛嬌と申します。

もともとは「愛敬(あいぎょう)」という言葉で、仏教用語の「愛敬相(あいぎょうそう・仏や菩薩の優しく情け深い容貌や態度)」からきていて、人から愛され、敬われることを指します。

  

それに加え、顔つきや振る舞い、性格などが愛らしいことをいうようになりました。

だとするならば観音菩薩のような慈悲の仏さまのようなイメージなのでしょう。

ということは女性が男性に求めるのは勢至菩薩のような男性であり、男性が女性に求めるのは観音菩薩のような女性という事になります。

何故、智慧と慈悲を求めるのでしょうか。

それは佛さまの世界があるからなのでしょう。

智仁勇という言葉があります。

智慧と慈悲の実践の勇が阿弥陀様なのです。

長野の善光寺さんの御本尊は一光三尊阿弥陀如来です。

左右に勢至菩薩と観音菩薩を従えて中央の阿弥陀如来が先頭にたって、いつでも呼んでくれれば裸足で助けに行きましょう、というお姿なのです。

人間は男も女もこの御佛の世界を求めて生きているのです。