感動日記 四〇七三 必死で生きる 令和五年一二月三一日 | 雨にも負けず菩薩道

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菩薩の心で人生を生きる。

 

関取の遠藤関は明石さんまさんが師匠だという。

さんまさんがテレビに出るなどの本番直前には極端に緊張すると言う事を知り、あのように有名な人でも緊張するんだ、と思ったら気持が吹っ切れたと言う。

その後、さんまさんからの励ましの言葉を頂いたそうですが、その言葉は「必死で生きる」と言う言葉だそうです。

必死という言葉は今まで考えた事もない言葉でした。

必ず死ぬと言う事を覚悟して事に臨むと言う意味でしょうが、特攻隊が敵艦に突こむ時の隊員の心境の思いのようです。

中々、必ず死ぬという覚悟はできないものです。

私は出来るだけお通夜などでは棺桶の死者の顔を見る様にしています。

自分も必ず死ぬと言う事を実感する為でもありますが、死ぬと言う事は考えられないのです。

多分、煩悩が障って考えられないのでしょう。

 

今の世の中、相撲などと同じく勝か負けるかの競争社会です。

丁半の賭博などで勝か負けるかの言葉に一か八かと言う言葉があります。

その一は丁の上の一で半の上が八だそうです。

その言葉は、結果がどの様に成るか検討もつかないが、運を天に任せて思きりやってみる事です。

 

「天命に安んじて人事を尽くす」(清沢満之)この事は中々出来ない事です。