感動日記 四六十九 みちがえる・ひるがえる・よみがえる 令和五年十二月二十七日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

みちがえる・ひるがえる・よみがえる」この三つの言葉の後の方の言葉は全て「かえる」という言葉です。

皆、過去にこだわることなく新しい方向に向かおうという積極的な生き方の言葉のようです。

その後の「帰る・振り返る」という言葉が如何に大切であるかを証明しているような意味合いがあるのではないでしょうか。

自らを振り返り反省する、見つめるとは人生においては最も大切な事です。

仏教では己とは何ぞや、が教えの全てであると言っています。

この三通りの言葉は本来「見違える・翻る・甦る」という意味ではありますがその根底の意味は、己を見つめよ、という意味合いからの教えではないでしょうか。

その己を見つめた所に何があるのでしょうか。人生の答えはこの中に凝縮されているのです。

その答えとは己とは煩悩熾盛・罪悪深重な凡夫であるという地獄に陥れられたような身であるという回答なのです。であるならばその生き方とはどのようにあるべきかが人生の生き方の全てを物語っているのです。

そこには既に弥陀の誓願不思議が待ち受けて下さっておられるのです。