感動日記 四四五五 人生は実践 令和五年七月十九日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

人生には優しさが最も大切である、と幾ら学んでも考えても実践しなければ単なる妄想に終わってしまいます。しかし実行したから偉いとはならないのです。それが当たり前であり見返りを求めた時、地獄の閻魔さんが迎えにくるのです。しかし人間の浅知恵から見返りを求めるのが普通の人間です。

このどうしようもない人間が如何にしたならば救われるのでしょうか。

今朝、駅前の掃除をしていると知人の事務所の入口に黒いゴミの塊がありました。よく見るとツバメの子でまだ元気そうでした。

上にはツバメの巣があり何匹かが騒いでいました。箒の先に置き巣に戻そうとしてもツバメの足が箒に絡みつき巣に戻す事が出来ませんでした。

近くに梯子がないか探していた所、キャタツが見つかり子ツバメを巣に戻す事に成功しました。

その時でしたがツガイの親と仲間の数羽のツバメが、巣が襲われている、子ツバメを護らなければと必死で飛び回り今にも襲いかかって来るのではないかと思われるように鳴き騒いでいました。

巣に戻し又、落ちないかと思って見ていましたが無事に親が餌をやっているようでした。この出来事でわたしの心に灯りがともったかのように心が温かくなりました。

この優しさの当たり前は人間ならではの喜びであり幸せ感なのでしょう。