感動日記 四四四三 報恩感謝  令和五年七月七日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

報恩感謝という言葉は人間の生き方の全てを語っている言葉のように思えます。そのまま読めば「恩に報いて謝る事を感ずる」という言葉です。

謝るとは何に対して謝るのでしょうか、己とはお蔭様で多くの命や多くの衆生や人様のお蔭で己の命が保たれています。

己とは生かされて生きているのです。その多くの他のものに対して謝る事を決して忘れるでないぞ、という言葉が感謝という言葉ではないでしょうか。世界で最も不幸な人は感謝の心のない人だとも言われています。

己とは他があってこそ命があるのです。この心の内を充分に自覚しなさい。そしてその心がバネになって世の為人の為に羽ばたきなさいという言葉が報恩という言葉ではないでしょうか。

己の心の感謝の心が深まれば深まる程バネが跳ね上がるように報恩力が大きく強くなるのです。