四四二八 素朴に生きる  令和五年六月二十三日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

富士登山には四通りの登山道があるといいます。どの道を登るかは登山者次第です。

人生も同じように幾つかの生き方があるのでしょう。富士山の頂上目指して登るように人生にも頂上があるのです。

 

その頂上が何やら分からない、又、分かろうとしなければ道に迷い遭難する事になってしまいます。

貴方の人生はどのような道を選ばれるのでしょうか。決して嘘をつかないように生きよう、常不軽菩薩のように常に人を軽んじないように生きよう、笑顔を絶やさず生きよう、色々あると思いますが中には「素朴に生きよう」などという生き方もあるのでしょう。

 

何となく生き方としては素晴らしいようにも思われます。

処で素朴に生きるとはどの様な生き方なのでしょうか。

自然に生きる。素直に生きる、質素に生きる、威張らないで生きる、優しく生きる、清く生きる。感謝して生きる 、のような生き方ではないでしょうか。

常に我が身を振り返り出しゃばる事無く、我が身をわきまえて生きるという事なのでしょう。

このような事を目指して生きていれば人生の模範生になれます。

しかしそのようにいかないのが人生です。

さてどうしましょう。