感動日記 四三四一 貴方は何で生きているんですか   令和五年二月二十八日(火) | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

貴方は何で生きているんですか、との突飛な質問を受けたならばまともに答えられる人はいるであろうか。しかし人はこの質問に答える為に生きているはずです。神様からの質問のようでもあります。人として生まれてきて答えられないとは情けない事です。この事を教えるのが教育のはずです。

教育とは教えを育むという言葉です。何故、人間が生きて行くかを教えるのが教育の根本です。しかし現在の教育は只、生きて行くだけの動物的な教育になっているのではないでしょうか。極端に言えば生まれたから生きている、という社会になってしまっているようです。

最近、女性を見ると、この人は女性だ、おっぱいを二つぶら下げて子を産む為に腰も大きく、当然、好きになれそうな男を求めて歩いている性と業を背負った動物である、という様にも思ってしまいます。更に少しばかりの浅はかな知恵と欲望が絡んだ煩悩で自らを苦の世界に追いやっています。

この様に、どうしようもなく気の毒で可哀そうな生きものが人間です。そのような人間が余りにも空しく可哀そうな生きものである処から佛さまが出現されました。

しかし佛の世界は目に見えない処から我々の知恵を超えた世界を用意されたのです。目に見えない処から佛さまとの世界との縁は容易には結べません。この佛さまとの仏縁は己、自らの心にある地獄の悪魔を見つめ自覚しなければ佛さまは現れては下さいません。