大空への旅立ち | 天の邪鬼中年の多発性骨髄腫の話し

天の邪鬼中年の多発性骨髄腫の話し

天の邪鬼中年の多発性骨髄腫の話し平成24年2月からの思いを書いていくつもり 飽きっぽいしブログなんて初めて 飽きっぽいから何時まで続けるか判らないけど とりあえずやってみーっと 染色体の転座有り 欠損有りの予後不良タイプ


先日の24時間テレビでのドラマ

数ヶ月前から度々話題にはなっていた

同じ血液疾患…
治療方針は多発性骨髄腫と同じ
使う薬が違うだけ そんな認識しかなかった

入院時に悪性リンパ腫の若いあんちゃんが入院してきた

見た目リンパ腫なんてどこ吹く風で元気
タバコは吸いに行くは部屋にはいないは

でも彼は凄く努力していた
階段の上り下り 病棟の周回歩き
筋力と体力だけは落としたくないと

自分より後に入院して
さっさと移植を済ませて退院していった
ドナーは兄がマッチしてドナー探しもしなくてすんだ!!

同じ病気でも紙一重
ドラマの患者みたいに
助かる確率が80から40にそして20になり
0になる人もいる

現実にそんな患者を目の前で何人も見た
自分も再発 確率は低くなるのも覚悟…

それでも希望が見えているなら
またあの苦しみを味わう事も我慢する

原作の患者は最後は抗がん剤治療を止めて穏やかな死を選んだ 自分も最終的にはその道を選ぶだろう 無駄な苦痛に意味はもたない

考え方は人それぞれだ死生観も違う
尊厳死…
原作を元に作ったドラマとの差は大きかったかもしれないけど意味のあるドラマだった しかしそれは今自分が骨髄腫になり死を考える事も生き抜く事も両者持ち合わせているからだろうな

リンパ腫は細分化すると30種類になるとの事 そこには寛解に持ち込みやすいのと難しいのとに別れるって書いてあった…
これも多発性骨髄腫と同じ そして血液疾患全般に当てはまる事

この本は青年が残した日記と親御さんの生き方の記録だ

葬儀2日後に出てきた彼からのメッセージは泣かせるものがあるが ここまで冷静に言葉を残していった彼の本心はどうだったのだろう!?

サァ~俺も足元固めてやらないとな!!!!!!








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