民芸手帖 昭和33年8月1日発行号(通巻3号) | 「さわりなき心」のまま

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民俗学を4年ほどかじりました。古書である「民芸手帖」は眺めているだけで当時の広告など、楽しいものです。
ほぼほぼ、自分のためだけのデータ録です。

民芸手帖 昭和33年8月1日発行号(通巻3号)

 

目次

「地方の美術館と展覧会」(式場隆三郎)

「金魚ねぶた」(野老純一)

「会津本郷窯」(伊東安兵衛)

「アーティーチョーク」(石川欣一)

「鱸の下半身を釣る」(地松文雄)

「表具の取扱」(湯山勇)

「南会津の旅」(原口喜美子)

「秋田県の民謡」(浦本淅潮)

「グラフ 仕事と笠」

「松江の毛筆」(武上秋津)

「伊勢の草屋根」(溝口歌子)

「阿波の箱廻し人形」(久米惣七)

「写真教室 接写について」(赤穂英一)

 

「地方の美術館と展覧会」では、地方の民芸館が駒場の日本民藝館の縮小版ではないかという指摘から地方の美術館の在り方についていかに地方性をいかした美術館、展覧会をつくりあげていくかについて述べたもの。

「金魚ねぶた」は金魚ねぶた、金魚提灯とよばれるものについて製作の様子や子供が金魚ねぶたをもって練り歩く図版などとともに紹介。

「会津本郷窯」は会津若松にほど近く、北のほうで昔ながらの作陶を行っている会津本郷窯を訪ねた話。約30軒の窯で陶器と磁器の両方を作る。「鰊鉢」は特別な珍しい形。

「アーティーチョーク」アーティーチョークを食べる話。佐藤朔の著作を引き合いとし、食べ方についてのエッセイ。

「鱸の下半身を釣る」三浦半島松輪でスズキを釣りに出かけたエッセイ。

「表具の取扱」-表具工芸の話3- 茶事の掛物の選び方、飾り方から取り扱い方、保存法、虫干、紐の掛け方について図版を用いて解説。

「南会津の旅」は原口喜美子による俳句29首

「秋田県の民謡」は生保内だし(生保内節)、秋田おばこ、ひでこ節、秋田音頭、秋田酒屋唄などを紹介。

「グラフ 仕事と笠」岩手県、富山県、高知県、宮崎県、山形県のにぞうなどを図版で紹介。

「松江の毛筆」毛筆製造を行う和田翠雲堂の毛筆について、原料の獣毛の種類、行程を紹介。かつては横山大観用筆として使われた。

「伊勢の草屋根 民家巡礼」は、三重県太郎生の民家について図版と共に紹介。

「阿波の箱廻し人形」箱廻しは、村から村へ人形を櫃に入れて廻っていくもの。昭和10年と31人の写真を掲載。

「写真教室 接写について」民芸と写真(3)として、接写装置について解説。二眼レフについてページを割いている。

 

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手元にある古書『民芸手帖』について、覚書のために目次とおおまかな内容を記しています