先日、某撮影のお手伝いでとある緑地に行ってきた。
暑いさなかに朝から日没頃までの長丁場だったので
なかなかに大変だったが、
一方で良い経験にもなった。
…で、そんな中の夕方。
撮影の合間の休憩というか時間待ち中に、
ビビビビビーッ!!と突然のけたたましい声にそちらを見れば、
薄暗い林の地面で転げまわるアブラゼミの姿。
なんだろう…と薄暗い中よくよく見れば、
アブラゼミにオレンジ色の影がしがみついている。
あッ!
モンスズメバチだ。
よく見かけるキイロスズメバチやコガタスズメバチなどは、
生きた虫を狩る場合は、蠅やミツバチなど
自分より小さな虫を獲物にすることが多い。
一方、
モンスズメバチはセミやトンボなど自分より大きな虫に果敢に飛びついて
獲物にすることが多い
…ということを 知識として知ってはいた が、
その狩りの現場を実際に見たのは初めてだった。
本や図鑑で知っていても、
こうやって自分の目で見ると感激がある。
知っていること と、実際に見たり体験したりすること は 違う
…と、改めて思った。