私はプラネタリウム鑑賞が大好きで、月いち程度、プログラムのテーマが変わるたびに通っています。

先日も日曜日に出かけてみたら、会場はほぼ満席。

あちこちから「寝ちゃうかもー」というような会話も聞こえてきます。

 

私の隣には、50代くらいの男性が座っておられました。

ところが、始まって3分も経たないうちに、軽いいびきが聞こえてきた。

まだ本編が始まる前の説明の途中です。

「え?もう?」って感じ。

時々いびきが大きくなり、少し静かになり、またいびきが聞こえる。

結局、最後まで熟睡されていました。

 

その方にとっては、それはそれで幸せな時間だったのかもしれません。

プラネタリウムの内容はとても見応えがあったんだけどね。

 

でも私はその時、思いました。

プラネタリウムで即寝落ちするのは、寝不足のわかりやすいバロメーターかもしれない、と。

 


あのリクライニングチェア。

暗くて静かな空間。

解説の方の声は、とても穏やかで睡魔を誘う(笑)

寝られる要素がそろっています。

 

でも、座ってすぐにストンと眠ってしまうほどなら、体はかなりお疲れかもしれません。

 

日本では、疲れていることや寝不足であることが、少し軽く扱われている気がします。

「忙しくてあまり寝れていない」

「睡眠時間が取れなくて」

そういうことが、頑張っている証拠のように聞こえることすらあります。

 

でも健康の面から見れば、寝不足は決して自慢できることではありません。

睡眠が足りないときは、

体が回復できないし、免疫力や抵抗力が落ちる。
集中力や判断力も下がる。
本来のパフォーマンスが出せない。

そして何より、疲れていたら、楽しむはずだったことも楽しめません。

 

人が健康に暮らしていくには、食事も運動も大切です。

でも、その土台にあるのは睡眠です。

体を回復させるためには、まず眠ること。

ここが崩れると、食事も運動も、十分に力を発揮できません。

 

「よく寝ること」は、怠けることではありません。

自分の体を回復させるための、いちばん基本的な習慣です。

 

寝不足は、頑張っている証拠ではなく、体からのサイン。

楽しむためにも、動くためにも、元気に暮らすためにも。

まずは、ちゃんと眠ること。

プラネタリウムで聞こえてきたいびきから、改めて睡眠の大切さを感じました。