今日は福岡で桜の開花宣言が出たらしい。

 

ここ木更津の東泉寺でも、桜が開花した。

 

ソメイヨシノではなく、私が植木屋さんの真似事をして手当てをした(*)枝垂れ桜だ。

 

この場所は谷あいのような場所なので冬は寒い(お寺の朝参照)が、今日のような風の少ない日にはとても暖かく、 お師匠様(花鳥風月 モミジを助けよう!で木の手当の仕方を教えて下さった老師)は「陽だまりだからね」と宣うくらいである。

 

この枝垂れ桜、枝打ちどころか幹の大半を切ってしまったのだが、それが功を奏したのか、昨年よりも勢いがあるような気がする。

 

この暖かさで、今朝の段階で見たときには、つぼみが急に膨らんできていた。

 

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それが、午後も半ばを過ぎた頃に見てみると、なんと花びらがほころんでいたのだ。

 

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5輪が咲けば「開花宣言」するのが気象庁のルールだそうだから、まさにここで開花宣言できよう。

 

けっこう苦労しつつ楽しんで手当をしてやった木が花を咲かせる。これ以上に嬉しいことはない。

 

件のお師匠様に早速電話で報告したあと、離れにお住まいのご住職の母上はもちろんのこと、墓参や散策に訪れる人達にまで「開花しましたよ」と我が物顔で見せびらかしてしまった。

 

・・・そういえば、愛娘の写真を携帯に入れて持ち歩き、見せびらかしている親バカが、どこかにいたなぁ。