大河ドラマ「光る君へ」の第18話を鑑賞。
関白になった藤原道兼が、直後に、死去。
次の関白は、道隆の子、伊周か、それとも、道長か。
一条天皇の母、詮子は、道長を、次の関白、内覧にと。
鬼気迫る説得でしたね。
伊周が関白になれば、関白が権力を握り、一条天皇は傀儡になってしまう。
その点、道長は、権力欲が無く、一条天皇が、思う政治が出来るようになるという理屈でした。
ドラマの道長は、全く、権力には興味の無い人格として描かれている。
しかし、最終的には、最高権力者として力を持つ訳ですが、その展開は、以前の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公、北条義時と同じですよね。
義時もまた、権力とは無縁で、欲の無い人格として描かれていましたが、次第に、鎌倉幕府の頂点に上り詰め、権力を握る。
道長の場合、何が転機となり、権力者として振る舞うことになるのでしょうね。
ちなみに、藤原道長は、関白にはなっていないんですよね。
これは、意外でした。
道長は、天皇の外祖父として、摂政として、権力を振るうことになる。
さて、藤原宣孝が、筑前守の任期を終えて、帰京。
ネットで調べると、宣孝は、筑前守と同時に、太宰少弐も務めていたそうですね。
この時代、受領として赴任すれば、多くの富を蓄えることが出来たよう。
そして、さわの父が、肥前守として赴任をするという話もありましたね。
そして、さわは、父について、肥前に行くために、まひろに別れを言いに来た。
当時、地方の赴任をする貴族は、どういう気持ちだったのでしょうね。
京の都からは、遙か、彼方の国。
何日も、何日もかけて、歩いて行かなければならない。
そして、そこで、四年も仕事をしなければならない訳で、気が遠くなりそうな気がする。
ちなみに、宣孝は、その後、今度は、山城守も務めるようですね。
その頃に、まひろ、紫式部と結婚をしたよう。
しかし、結婚生活は、長くは続かない。
さて、いよいよ、最高権力者になった道長は、これから、どうなるのか。
楽しみなところです。