元女優の若林志穂さんが、「X」(旧ツイッター)をしているというネットの記事を見て、かつて、ファンだったので、見てみました。
その中で、過去、芸能界に居た時に、自身の身に起こった出来事を、赤裸々に語っているものがありましたが、あれは、全て、事実なのでしょうかね。
もし、事実なのとすれば、なぜ、若林さんが、そのような状況に陥ってしまったのでしょう。
どうも、素直に、理解をすることが出来ない。
人気ドラマ「天までとどけ」の撮影中に、泥棒をしたという疑いを掛けられ、いじめられていたという話。
なぜ、そのようなことになってしまったのでしょう。
また、偶然、殺人事件の現場を目撃してしまい、心理的負担で、仕事が出来なくなったという話。
これは、以前、ネットで見たことがあるので知っていましたが、どうも、芸能界引退の原因は、それだけではなかったようですね。
若林さんの話は、ドラマや映画で共演をした「N」という有名ミュージシャンの人に、強姦、暴行をされたということ。
これは、この「X」で、初めて、公にしたとことだという話。
合計、三回、暴行、強姦をされたということで、暴力が怖くて、断ることが出来なかったということ。
これは、事実でしょうか。
事実ならば、大きな犯罪です。
もっとも、今、告発をしても、時効ということになるのでしょう。
しかし、これが事実なのだとすれば、若林さんの他にも、被害者は、必ず、居るはず。
その人たちは、若林さんに続いて、告発をすることになるのかどうか。
そして、最も、大きな疑問は、当時、これらのことを事務所の社長に相談をしたのだが、助けてくれなかったということ。
なぜ、事務所の社長が、自分の会社に所属をするタレントを助けないのか。
これも、大きな疑問ですが、やはり、芸能界の力関係のようなものがあるのでしょうかね。
弱り立場のタレントは、強い立場の人に、何をされても逆らえない。
世界的に広がった「ME TOO」運動や、最近、大きな問題になったジャニーズの性加害問題。
どちらも、被害者は、声を上げることが出来なかったし、声を上げても、まともに取り合ってもらえなかった。
しかし、今、潮目は変わりつつあるのかも知れない。
若林さんの告発もまた、その流れに乗っていることなのかも。
そして、今、ダウンタウンの松本さんが、性加害を告発されている。
週間文春を相手に、裁判をするようですが、次々と告発者が出てきているようで、状況は、松本さんに不利のような気がする。
これもまた、潮目が変わったため、と、言うことになるのでしょう。
ずっと、誰にも告発をすることが出来なかったものが、今なら、出来る。
女性の人たちは、ずっと、苦しんで来たんですよね。
もっとも、ジャニーズの場合を考えると、男性でも、そういうことに苦しみ、誰にも言えず、悩んでいる人は多いはず。
それを、公にして抗議をすることが出来るというのは、良いことなのでしょう。
これが、抑止力となって、被害が減れば、良いことですが。