大好物の巻き寿司と
鮮やかな色合いのセーターを持って
(母は派手な色が好き)
母の顔を見ながら
もうすぐ81歳になるんだなぁとしみじみ
歌川たいじさんは
母親に刺身包丁で刺されるくらいの
虐待を受けたのに
時間を掛けて
お母さんを許して
看取った
昨年の映画を観た人達や
原作を読んだ人たちから
『なんであんな親を許したんだ』と
クレームが沢山寄せられたらしい
子供って
親を(特に母親を)本気で憎みきるって
難しいんだよね
(親の方は
本当に子供を愛せない人が多いけど･･･)
だから
自分の気持ちを昇華するためにも
本当は許しちゃった方が楽になるんだよね
ムカつくことも多いのに
好物を揃えて持ってく
掛川から取り寄せたお茶を
飲みやすい温度にいれて持っていく
オシャレが好きなので
好みの服を買うために百貨店を巡る
寒い日も暑い日も
坂を上り下りして
自転車で施設へエンヤコラ
これじゃ
親を憎んでるなんて
言えないよな（笑）
せめて
息子や娘が
こんな気持ちにならんでもええように
優しい母さんを演じなきゃ(/ω＼*)
まあ
ゆっくり向き合ってくしかないね
アハハ