夢の中で呼吸ができたなら | 未完成の欠片と繋がる輪

未完成の欠片と繋がる輪

YUIさんにはいつも感謝しています。

YUIさんとの出逢いは一生の宝物。

全てにの繋がりがかけがえのない一片です。

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昨日を愛せるように 今日を生きてゆこう

明日も同じ気持ちでいたいから

教室で笑い合う何気ない日常。




おそらく中学生だろうな。



何が不思議で、何が面白くて、何に対して笑ってるのかさえもわからないけど楽しくなる瞬間ってのが確かにそこにはあった。



なにやら廊下が騒がしい。。。




平和の中に突如刺されたナイフ。



風船がパチンッと割れるような、一瞬にして笑い声がピタリと止まり不安で凍りつく教室。




顔なじみのクラスメイトたちが乱闘を起こしていたのである。





顔面血まみれな友達を見て僕は「何やってんだよ・・・」と内心思いながらも面倒事に巻き込まれないように教室の奥に身を引いた。




そしたら中にまで入ってきて複数人で殴り合い始めた。




坊主姿で顔面血まみれのクラスメイトが血相を変えて僕の目の前に歩み寄ってきた。




よく見るとその子は当時、兄がスポ少で野球をやっててその観戦でよく観に行ってたから小学校は別にしろその頃から知ってて遊んだりしてた友達だった。



中学で同じになってクラスが違うから疎遠だったけど「りゅうちゃん」と馴れ馴れしく呼んでいた。



あまりに急すぎる出来事で「りゅうちゃん?どうしたの?」って少し震えながら聞いたら




「いますぐあいつを殺して・・・」何かに怯えるように僕にそう言った。



あいつを指差すのは教卓の前で別の友達に羽交い締めされてる一人の友達だった。。。




僕は訳がわからずもう一度りゅうちゃんの肩を掴んで「どうしたの?何があったの?やだよ!」と一言。
そしたらりゅうちゃんに思いっきり背中を押されて飛ばされた自分がいた。



勢いでその友達に向かってく自分を何とかスピードを抑えて直前で軌道を変えた。






そしたらりゅうちゃんがその子を殺さなかったからか僕に向かって鬼のような面をして襲いかかってきた




もう意味がわからない。一瞬にして僕は殺された。




あれ、なんで殺されたと実感があるのか、記憶が絶えず生きている。




数秒前に戻ったのだ。あぁこれが今流行りのタイムリバイバルがアニメで見たわ





そう思いながら過去に戻るとその時よりも冷静に物事を考えられるようになっていた。




さっき見た光景だ、そして同じようにりゅうちゃんに投げ飛ばされ抑えられている友達に向かっていくシーン。



どうしても友達を殺せないので咄嗟に今度は窓の方に軌道を変えて逃げ出した。




りゅうちゃんが同じように襲いかかってくる。




僕は何を思ったか、身の危険と同時にその能力を使えるだろうと思い込み4階くらいだろうか?運動場目がけて飛び降りたのだ。





「うわあああああああ!!!!!!!!全然時間戻んねぇじゃん!(笑)詰んだわ~~~と呑気に思いながらも着地してしまった。






あれ?生きてるし(笑)なんなんだ現実離れした出来事に不思議に思う。




すると何やらマラソン大会が行なわれていた。




追ってくるりゅうちゃんもいなければまるで色褪せた風景が広がって昭和の香りを感じさせる空気感がそこにはあった。




どうやら小学校低学年くらいか6年前くらいまで戻ってしまったようだ。




いや、僕平成生まれなんですけどね(笑)



上空からのアングルで覗いた感じに視界が広がってく



すると何やら足を重そうにしながら走っている少年がそこにはいました。





見覚えのない子だ・・・こんな記憶どこにもない。昔に戻ったと思いきや誰かの古い記憶の中に入ってしまったみたいで




どこともなく聞こえる天の声。「足の病気で上手く走れないからその子を助けてあげて」




本当に困った声でその子も一生懸命に走ってたので僕は助ける事にした。




直接手を差し伸べるのも偽善者っぽいというか小っ恥ずかしさがあった為




キツいけど頑張って一緒に走ろうって勇気づけようと思い、その子の前を少し走るようにペースに合わせた。




近くに他のランナーがくると危ない気がしてその度にぶつかって転ばない様にわざとスピードを遅くして並んで走ったりもした。




校内から校外に出るときにその子が力尽きて倒れてしまった。。。




急いで歩み寄って「大丈夫?あと少しだから頑張ろう!キツかったら一緒に歩こう」




そう声をかけて一緒に小走りで校内を出た。




果たしてこの子は誰なんだ(笑)そんな疑問が薄れていって何故か親友のような気がしてきて




この子と絶対走りきっちゃる!そう意気込んだ矢先




一緒にマラソンに参加して走ってるお母様方の会話が耳に入った。




「5万キロマラソンとか酷な事するわよね~」




その会話を聞いた僕は「はぁあああああ!?5万!?小学生ましてや低学年には、、いやいや人間には無理だろw」




あまりのスケールのデカさに笑ってしまいそうだった(笑)




けど隣を見たらその子は額から垂らす汗を拭いながら一生懸命に走っていた。



その横顔がとてもカッコ良く見えた。



頑張ってる姿ってのは必ず誰かが見てくれてる



必ず賞賛されなければいけないって思っちゃったのだ。





僕の言葉を信じて走ってる彼を見て


僕自身が諦めてどうするんだ!そう思ってあと何キロあるかわからないけど最後までその子と走りきってやる!と改めて決意した。






はぁはぁ




はぁはぁ




あっ決して興奮しているわけではないよ。笑





どれくらい走っただろうか。。。




なんとゴールがもうすぐだとわかる知らせが見えた




「○○君もう少しだよ!」




足に病気を抱えたその子の名前を呼ぶ




いつの間にか友達になっていた。気づかないうちに




もう足が上がらないってほど疲労が溜まってたけど僕以上にこの子は辛いんだと



ゴール前のあと数キロ地点で5万キロを走らせる鬼のような先生と企画者であろう

いかにも性格の悪そうな村人Aがランナーが通過するたびに手持ちの看板にかかっている紙をめくっていく





142人、143人・・・と紙に書かれた数字はゴールするであろう、およその人数を指している事に気づいた。




僕らはもちろん小走りをしていた事もあってか残りわずかのランナーだったようだ。





「150人ゴール出来なきゃ足りない人数分×100万だぞー(笑)」




僕は馬鹿げてる話だとカチ切れそうになった。




実に言い方もひねくれた言い方でぶん殴りたかったけどまずはこの子と一緒にゴールテープを切ろうと誓った。






そしてめでたくゴールテープを切った。。。



ゴールしたら順番にテントの中に入ってから



ゴールした人には歩数計代わりになるペットボトルに入った残りの水が走った距離を記すという何とも不思議な設定のアイテムがあって、それを測りに乗せて出た数字でちゃんとしたコースを走ったか確認され



ある一定の数値を超えていなければその数値分×腕立て伏せをしなければゴールと満たさないという鬼ルールが待っていた。





鬼畜だろばかwいや不思議だろ何なのこのアイテムただの水じゃねーのかよwとツッコミを入れる余裕があった



同時にこれは先生や村人Aが足に病気を抱えた子をゴールにさせない嫌がらせだなと瞬時に思った。




けどその子は腕立て伏せ3回だけだった。それでも5万キロからの腕立て伏せはキツいだろうから少し不安になりつつも




自分のも測ってもらいペットボトルに何キロ走ったか書いてもらった。




あれ、全然僕足りてないじゃん。。。可笑しいな。その子と一緒に走ったはずなのに!と思ってもう一度自分で測ったら案の定30キロくらいサバを読まれてた。




インチキじゃねーか!と病気の子じゃなく僕がターゲットにされている事に気づきブチ切れてしまった。




「あんのやろおおおお!!!!!!」




先生たちに文句を言いに行こうと思ってテントを飛び出したら「うわあああああ!!!!!」





足の病気の子が何やら雄叫びをあげていた・・・




「足が・・・・足が・・・・動かないよ・・・動かないぃぃいいい」





尋常じゃない叫び声でただ事じゃない!と思ってもう自分が走りきったとかどうでもよくなってその子に歩み寄った。




その子のお姉さんが「大丈夫。大丈夫だからね」と慰めてて




すぐに救急車を呼ばきゃ!そう思ったらその子の走りきったという証明になる




ペットボトルが転び落ちてて穴が空いてるのか水が溢れていくじゃないか!



せっかく走りきったのにこのままじゃ今までの頑張りが水の泡だ・・・と思いすぐ何故か口で穴を塞いで「どうかおさまれ・・・おさまれ・・・」




泣きながら必死に水を止めた




もう展開が謎過ぎたよ。




この子を救えば、この子のノルマをクリアすればきっと元の世界の全てが救われるような気がして





そしたらその子のお姉さんが急にふと見たら歳をとってるじゃないか・・・




10代くらいだったのがアラフォー。つまりはアラウンドフォーティー




あぁ・・・急に世界がアラウンドしてしまったよ。訳のわからない事を思いつつ




周りに足を抑えて泣きじゃくっていたあの子がいない。。。




僕が少し前までいた世界の足に病気を抱えて尚5万キロマラソンを走りきったという少年が今では伝説のエピソードとして語り継がれている未来にワープしていた。




そのエピソードを本で読んだと一人の若い男がお姉さんに感動しました。。と泣きながら話してた。




お姉さんも弟が誇りだと泣いていた。。。




あぁ、あの子は亡くなったんだと感覚で分かった。







あの時どうして僕の脳はあの子が残した証明を守ろうとしたんだろう。





あの子を守ることが第一にすべきだった事だったのに






後悔だけが残って僕も一緒に泣いた。大泣きした。






すると意識がその世界から遠ざかってく・・・





僕の右腕が全く動かなくなった。





そう、仕事帰りに地べたで寝転んで寝てしまってたの・・・





両手を上げて寝てたから血が止まって右腕が動かないだけでした≧(´▽`)≦





全てが夢でした。どうりで不思議なシチュエーションばかりなわけだ





こんなくだらない事を書くために2時間半PCとにらめっこだよ(笑)





でもなんでか忘れちゃいけない気がしたの。




夢でしか会えないその子の事を。



夢であった懐かしい友達の事を。



今日の仕事中周りの人にすごく支えられて助けられてきたなって思ってたから





夢の中で困ってる人を助けたくなったのかな。





何か自分の好きなこと、やりたいことの真っ只中にいる時にさ




今投げ出してしまって頑張っている証を捨ててまで大切な人の最後に会いにいけるかなって思ったとき




会いに行けない自分でいられるほど好きなものを好きでいたい。




何か証明がほしい。いつも欲しいのかも。



でもそれだと絶対に後悔も残るよね。






その後悔があっても尚、これでよかったと今の立場にいる自分をその人もどっかからかちゃんと見てくれてるって思えるくらいに



好きなことを愛せれる人間になりたいと思った。






今それがなされているかと聞かれたら答えはNO。






わからない本心に問いかけてもそれは未来の自分にしかきっとわからない




経験して挫折を味わって成長して




それが今は何一つとない人生で




本当に一度きりなんだと思うととっても寂しい。





好きなことからずっと逃げてきた人生の終着点にすでに20代にして立ってる気がして




これじゃあ長生きしても意味ないなと。




全く知らない人なのに助けたいって思った。





知ってる人ならもっと強く思うよ





逆に困ったときいつも助けられてきたよ




何かあったときこれからも助けてください。




泣く泣く頼るなんて事はできないけど




贅沢しなくてもたまにはやっすい定食でも一緒に食べられたらそれだけでもきっと幸せなことだなって思う。





今もきっと幸せの欠片はあるよ。いつもありがとうと思ってる。




けどまた違った幸せを見つけたいなって




まだ今自分が知らないワクワクがどっかにある気がしてそれを見つけたくなったときは今の全部を捨てなきゃ得られない酷な話。




それでもこれを読んでくれてる人とは繋がってたいなと今日の深夜とくだらない謎の夢を見て思いました(笑)




ずっと友達でいてね。





お付き合いありがとうございました。





久しぶりのブログで言葉の羅列にすぎないのかもしれないけど





最近はね、ちゃんと真ん中にある気持ちを伝えたいって




表現できる人になりたいって思ってるの。





気持ちが交互した時にあったかいままでいられるように自分もそうでたいし




そうゆう相手である関係性もすごく大事だね。





ほなほなまた次回のブログにて(^-^)/




あでゅ~