INU
「メシ喰うな!」(1981)


町田町蔵(現・町田康)が在籍した伝説のバンド、INUの唯一のスタジオ録音のオリジナルアルバム。
日本ロック史に残る不朽の名盤。


高校ん時に手に入れてから現在に至るまで、何度も何度も聴いた。
ツレがよく町蔵の物真似で、おぉぉまえはぁぁぁライトサイダぁぁぁつって歌ってた高校時代が懐かしい。

あの頃、ボクはまだまだ何も知らなかった。
何も知らないのに、全てを知ったような顔して他人を見下していた。

あの頃、難解で何だか分からなかったけど、パンクってだけで何とな~く聴けていた町蔵の詞。
今は少しだけ解るようになってしまった。


"それが良くないのは分っているが 頭痛のボリュームはいつも最大 苛立ちを何とかするには 穏やかに死んでいくしかない" by フェイド・アウト

"おまえの頭を開いてちょっと気軽になって楽しめ" by つるつるの壺

"俺はおまえを正確にやる" by おっさんとおばはん

"おまえらみんな白痴のように夢の中" by 夢の中

"俺の存在を頭から打ち消してくれ 俺の存在を頭から否定してくれ" by メシ喰うな!

"偽善の快楽と安らぎが少しだけ欲しいなら 俺の家に来い" by 305

"何もおかしいところは無い 全く当然の事ばかり むしろ異常なのはおまえ自身 むしろ環境とはおまえ自身" by メリーゴーラウンド

"ええ加減にせんと気い狂て死ぬ"
"簡単に物が在って 簡単に手に入らない 手に入ったところで おまえのものにはなりえない" by 気い狂て


あの頃に戻りたいと最近よく思うようになった。
何一つ満たされてこそいなかったけど、今みたいに知らなくていいことまで知らないで済んでいた。

無知になりたい。
五感を全て叩き潰して欲しい。
町蔵の詞を漫然と聴き流せていた頃の自分が欲しい。
アイツ等と一緒くたにされるぐらいなら、俺の存在を頭から打ち消して欲しいし、頭から否定して欲しい。


多分この先もっともっと知りたくないことを知っていく。
その時ボクは、穏やかに死んでいくのか、頭を開いてちょっと気軽になって楽しむのか。
いずれにせよこのままでは、ええ加減にせんと気い狂て死ぬ。


蛇足だが、INUは結成間もない頃、腐れおめこというバンド名だった。
今のボクはこの名前を笑うことさえ出来ない。
ボク、メシとか基本的にどーでもいいんです。
あ、今回はメシに纏わる話ね。
メシみたいなもんはホンマにどーでもいい。
死ぬまでジャンクフードだけ食えりゃいい。
健康を気にして生きる程、未来に望みも無いし、それよりもまずそんなこと気にして生きてる奴なんてダセェし。

そりゃウマイに越したことはないけど、高級である必要なんて勿論無いし、まぁ最悪別に多少マズくても食えりゃいい。
ボクはそもそも、1回のメシで3万とか遣うことは考えられないが、200万のギター買う奴の気持ちは解るという価値観なので。
まぁでも、自分ではしないにしろ、ウマイものに金遣う人間の気持ちはまだ何とか理解を示せるから良しとしよう。


そんなことよりも許し難いのは、「あー腹減ったー」って、みんな何ですぐに言うのかってこと。
うっせーわ。
いや、もっとクールに、五月蝿いわ。
知らねーよこっちは、んなこたぁ。
ちょっと厳し過ぎるかもしらんけど、死ねっ!ぐらい思ってるよ、ボクは。

まず、すぐにそういうこと言う奴ってのは、十中八九バカ面している。
そしてツラだけならまだしも、内側から本当にバカで尊敬に値しないような奴ばっか。
例えば、まぁ何でもいいけどロックアーティストのドキュメンタリーがあったとしましょう。
んで、その作品中、主役のアーティストが、「腹減ったー」って何回も言ってるシーンがあったら、見てる人間は何故かソイツのこと尊敬出来ないでしょ?
この人バカなのかな?って思うでしょ?

まぁこれは感覚的な話になるけども、人間の三大欲の中でも食欲ってのは、取り分けバカっぽいのよ。
性欲と睡眠欲は剥き出しにしててもまだ見ていられるが、この飽食の時代に食欲剥き出しの奴ってのは正視出来ない醜さがあるね。

何か言うたらメシメシ、二言目にはメシ。
オマエ等はもっと先に欲するべきものがあるんじゃないのかと、いらぬ心配をしてしまいたくなる。

自分が少食だからってのはあるが、ホントにメシばっか食らう奴は男も女も大っ嫌い。
ガサツそうなイメージもあるし。


まぁ今回メシをテーマに書いてはみたものの、ただ感覚的に嫌いなだけだから、バシッとまとめるような言葉が見付からないんだけども、まぁ何かあるとすれば、メシメシ言ってる奴は幸せ者ってことですかね。
ボクはそんなんより欲してる物が山程ありますから。
んー初めて言うけど、アイツ等はリア充です(恥ずかしー)。
カラダが腐ってきている。
これ、カタカナ表記なのがミソで、身体的にどーのこーのという話ではないってことをお分かりいただきたい。

もうボクあきまへん。
んー、何つーの、終わった、みたいな?
すごーくダメになっていってるの、日々。
右半身から徐々に腐っていってるの。
もうあとマトモな場所、左足の爪先ぐらいしか残ってないと思うの。

思わせ振りにメタファー散りばめちゃって申し訳ないけども、こうでもせんとポップに仕上がらないから。
バター犬もゲロ吐いて逃げるようなハードコアだから。


具体的に何がダメかは、まぁね、ちょっと公序良俗とか世間体とか色々しがらみがありますから、いや、そんなもんこの痰壺ブログにあるわきゃないけど、要するに書きたくないのね。
書きたくなきゃ、書かなきゃいいんだけど、ま、ちと書きたい、みたいな?
つーかそんなことまで誰かにゴチャゴチャ言われる筋合いねぇよ、みたいな?


だからちょっとだけ書くけども、何がダメか、ざっくり2つ。
まず、ひとーつ。
ボク、もう生身の人間にちょっと脅えてるね、最近。
単純に恐い。
お前もか!お前もか!って感じで、みーんな信じられない。
一番ヤバイな~と感じたのは、今朝起きて、飛蚊症で視界を黒い線が横切った時に、お前もか!って思ってしまったこと。

今のボクちゃん、素直に人の言葉を体内に吸収することが出来まへん。
音楽でも文章でも映画でもいいから、一旦、表現というフィルターを通してからでないと何も信じることが出来まへん。

最近つくづく思う。
真実か嘘かなんて大した問題ではない。
その言葉を自分自身が信じたいかどうかが重要なのだ、と。
もう現実はいいっすわ。
ボク、虚構の世界を信じまーす(あのガンダムの有名なやつの感じで読んでね)。


そして、ふたーつ。
そんなプチ対人恐怖症気味のボクでも、ワケ分からん方達にただ屈するのは御免蒙りたいので、少なからず抵抗はさせてもらう。
まぁ一矢報いるっつーんですかね。
もう平気でペラッペラ嘘ばーっか吐いてますわ。
ペラペラペラオですわ。
ちゃうけど。

嫌いやわ~、自分のことが。
もっと正確に言うと、嫌いな人間になっていってるわ~。
まごうことなきクズ。
思い切り深くダメ。

こんなんなる予定じゃなかってんけどなぁ。
なーんか悲しいけど、もうどうでもええわって開き直っとこーっと。
しゃあないよなぁ、こればっかしは。

だって「彼岸島」とか「アイアムアヒーロー」とか、フィクションやとばっかり思ってたけど、アレってまぁまぁ現実みたいなもんやん。
そんなん考えたら、なーんかちゃんとするのも馬鹿らしいし、みたいな?(うるせぇっ!)