島田紳助引退。
正直、そんなに無茶苦茶好きだったわけではないのですが、ショックでしたね~。
やっぱり面白かったもんなぁ。
テレビをザッピングしてて、パッと紳助さんが喋ってるところが映ってると、思わず手を止めて見入ってしまう。
数秒で人の心を鷲掴みにする話芸を持っている稀有な芸人でした。

昨晩の会見も潔くてカッコよかったなぁ。
無様だなんてうそぶいてはいましたが、ロマンチストな紳助さんらしく、ロマンチックに自分の最期を演出していました。
エンターテイナーやなぁと思った次第です。


それにしても昔、紳助さんも師と仰ぐ上岡龍太郎氏が「売れる芸人はみんな人殺しのような目をしている」という名言を残しましたが、映画「ガキ帝国」の頃の紳助さんはまさにそれでしたね。
そして昨晩の会見の時も「明日からは一般人なので…」と凄んだ時の目はまさしく人殺しのそれでした。
嬉しかったなぁ。
いや~暑いね~。
"~"←こんなぐにゃぐにゃな延ばし棒で表現するから、縁側で爺さんがうちわ片手に近所の子供にほざいとるぐらいにしか聞こえないけども、本来ならば針のムシロのように鋭利で上下左右にギザギザな感じの記号があれば、それを使いたいぐらいですわ。
そんなもん無いから使えんけどなぁぁぁぁっっ!!!
百歩譲って、上下にギザギザはまだ探したらありそうやけど、上下左右やともう何が何やら分からんわ。
ギザギザが重なりすぎてただの太い棒になるんちゃうか。
どうっっでもええわ、そんなことは!!

何せ暑いねん。
外をちょっと歩いたら、すぐ汗がダァーっと垂れてくるやん。
ほんなら"お気に"のTシャツがビチャビチャのクタクタになるやん。
俺、可哀想やん。
せっかくしょーもない仕事頑張って、小鳥の糞みたいな給料貰って、その少ない給料からアレがいいかな、コレがいいかなぁ~って迷った挙げ句にコレだぁっ!と購入したTシャツが、外へ出て3分と経たん内にビチャクタになるねんで。
アカンやん、そんなん。

俺、何で服買うかって、そりゃ自分がいいなぁ~って思ったからっていうのもあるけど、それより何より皆から見られたいからやん。
町行く人達から好奇の目で見られたいからやん。
それがもう……暑さのせい、否、汗のせいで……うがぁぁぁぁーーー!!!


さて、ボクは昔から汗を物凄く嫌悪しているのだが、世の中でたった一つだけ汗が美しく見える瞬間というものが存在する。
「分かったぁ~。スポーツしてる時の選手の額から流れる汗でしょ~。絶対コレ正解だって~」
ノンノンノン、ところがどっこい違うんだよ、黙ってろブス女。

正解はセックスです。
セックスしてる時の男女の汗より美しいものなどこの世に存在しません。
最近のエロビデオがな~んか駄目なのはここなんです。
出てる女の顔はそりゃ昔に比べりゃ格段にレベルは上がっているでしょう。
ただ、汗をかかないんです。
空調のガンガンに効いたラブホで撮影しとるから、そりゃ汗も出んわ。

それに引き換え80年代~90年代初頭のエロビデオはいいですよ~。
出てる女はブスかもしれんが、四畳半の小汚ない部屋で汗まみれになりながらセックスしとるからねぇ。
堪らんよねそりゃ、リアルやもん。
"本気"ってこういうことを言うんでしょうな。

今のAV業界は見習うべきですよ。
そして我々ももっと本気で汗かいてセックスしましょう。


完全に精神破綻したキ×ガイが書いた文章みたいになってしまいましたが、今回は映画「フルメタルジャケット」のように文章を二部構成にしてみました。
そんなええもんちゃうなぁ、どっちかと言えば「フロム・ダスク・ティル・ドーン」みたいな感じか。
まぁ何にせよ暑さでおかしなっとるんですわ。
アナーキー
「'80維新」(1980)


漢(をとこ)は左翼!
そして漢はアナーキー!
ん~やっぱ男に生まれたからには思想は左寄りじゃないといかんね。
まぁ、あくまでも"寄り"ですけどね。
学生の頃って何もかもにムカついて、俺は誰の言いなりにもならねぇ!みたいなことを思ってたじゃない?
ああいうのって大袈裟に言えば、左翼的な考え方の延長線上にある反体制みたいなことだと思う。
そういう意味での左翼ね。
まぁ右だ左だとかの思想的な問題は別にしても、このアルバムが最高であることに何ら変わりはないのだけれども。


まず、やかましいってのがいいね。
パンクはやかましくないとね。
演奏がガチャガチャうるさいぐらいで丁度いいのだ。

次に、声がいい。
ボーカルの仲野茂氏の声というのは完全にアジテーターとしてのそれである。
例えば民放のテレビをジャックして、30分間ぐらいアナーキーの曲を流し続けたとしたら世の中えらいことになると思うもん。
血気盛んな若者からジジイババアまでがこぞって、棒きれ持って国会議事堂に殴り込みに行ったりするんじゃなかろうか、なんてことまで想像出来てしまう程にアジテーション向きの声なのだ。

あと、歌詞ね。
彼等の歌詞はクズな大人達への反骨精神みたいな部分が評価の対象になりがちだが、実は情景描写なんかも優れている。
本作には「80年の町」という曲が収録されているのだが、こちらは実に巧みに1980年という時代を捉えている。
ダルでルーズでチャラチャラしてて、でもそれとは対照的に過激に燃え上がっている奴もいてっていうような空気感。
1980年を生きていないボクが、さもあの頃を思い返すかのような気分でもって聴けるぐらいに、それはヒリヒリと伝わってくる。


やっぱりこうして書いているとつくづくアナーキーはカリスマだなぁと思う。
隙が無いし、あったとしても「うるせぇっ!」って言われて終わりだもんなぁ。
アナーキーは誰もが胸に秘めてはいるけれど口に出せないでいることを、いとも容易くぶち撒けてくれる。
そんな彼等の曲はこの現代に於いて、学生時代のボクのような燻った若者が生きていく為に必要不可欠なものとなる。
クソみたいに弱いボクらは、アナーキーが自分の言いたいことを全て言ってくれる代弁者だと思うことで何とかやっていける。
"あいつがやるから大丈夫 あいつにまかせとけばいい そんなことはないのさ とにかくやってみなくちゃ"と歌う彼等からすれば、代弁者になるなんて真っ平御免だろうが、もうしょうがないよ。
ホントに虫けらみたいな魂なんだもの、現代っ子は。

ボクのような燻った連中は、アナーキーがいるから自殺しないで明日を生きられるし、アナーキーがいるから人を殺さずに済んでいる。