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わたしを癒す暮らし

色々ありすぎた時代を終え、今は「自分を整えながら暮らす練習中」の60代です。
くすっと笑える日常と、小さな安心を。

 

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友人のおすすめでお邪魔した京都・鹿ヶ谷にある
住蓮山 安楽寺

新緑がそれはもう眩しくて、
「ああ、緑って目だけじゃなく、気持ちにも効くんだな」と思うほど。
 

 

 

 

ここは、法然上人の弟子である住蓮上人と安楽上人が、
「鹿ヶ谷草庵」という草庵を結び、布教の拠点にされたことが始まりのお寺だそうです。

そして、このお寺には少し切ない物語が残っています。

 

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後鳥羽上皇に仕えていた松虫姫と鈴虫姫。
念仏の教えに心を動かされ、ついには出家を願うようになったそうです。

…とはいえ、当時の権力者からしたら大問題。

上皇ブチ切れ。

結果、住蓮上人と安楽上人は処刑されるという、なかなかに壮絶な流れに。

いやもう、
「好きなように生きる」って、昔から命がけなんですね…。


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最近よく、
「自分を大事に」
「心の声を聞いて」
なんて言葉を見かけるけれど、

実際には、
自分の本音を優先すると、
誰かが不機嫌になったり、
距離ができたり、
空気が悪くなったりする。

だから多くの人は、
“少しずつ自分を黙らせる技術”ばかり上達してしまう。

…なんてことを、
ぼんやり考えながらお庭を眺めていました。


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こじんまりとしたお寺なのですが、
お庭も、書院も、客殿も、
どこに座っても妙に落ち着く不思議な空間。

「頑張れ」とも言われない。
「ポジティブに!」とも煽られない。

ただ、
“まあ、お茶でも飲んでいきなさい”
みたいな空気が流れている。


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こういう場所、今の私にはありがたい。

最近は観光の方も増えているそうですが、
GWでもびっくりするほど静かで、
のんびりいい気をもらって帰ってきました。
 

 

 

紅葉の頃、また行こう。

その頃にはもう少し
「ちゃんとしてない自分」にも優しくなれていたらいいなと思います。

 

 

 

※こちらのお寺は、期間限定で春と秋のみ

 一般公開されていますのでご注意を※