若い頃は、 予定がぎっしり詰まっている方が充実している気がしていました。
部屋もそう。
お気に入りを並べて、
飾って、
また買って。
気づけば、
お気に入りに囲まれているというより、
お気に入りに囲まれて疲れていました。
![]()
![]()
![]()
人生も同じですね。
予定が多い。
付き合いが多い。
情報も多い。
それなのに、
心だけは窮屈。
60代になってようやく、
「あ、余白って贅沢なんだ。」
と気づきました。
予定のない午後。
何もしない日。
空いている棚。
誰にも連絡しない休日。
昔なら不安だったものが、
今はご褒美です。
余白ができると、
新しい風も、
美味しいコーヒーの香りも、
ちゃんと入ってくる。
…とはいえ。
引き出しの余白だけは危険です。
「とりあえず入れとこ。」
の巣になりますから。


