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10月の空は、どこか澄んでいて、
深呼吸するたびに気持ちが整っていくようでした。
 
数年前のことですが、
そんな秋の日に、念願だった出雲大社へお参りに行ってきました。
 
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鳥居をくぐった瞬間、
空気がすっと変わるのを感じました。
静かで、厳かで、でもどこかやさしい——
まるで見えない力に包まれるような、不思議な安心感。
 

 

出雲大社は“縁結びの神様”として知られていますが、
人とのご縁だけでなく、
「これまでの出来事とのご縁」や「これからの自分とのご縁」に
そっと気づかせてくれるような、不思議な力がある場所です。
 
 
一般的に、旧暦の10月は「神無月」と呼ばれていますが、
出雲だけは「神在月」と呼ばれています。
出雲に全国の神々が旧暦10月にお集まりになるという伝承から、
出雲だけ「神在月」と呼ばれるようになったそう。
2025年は11月29日の神迎祭から始まり、
お見送りする『神等去出祭』(12月6日・15日)まで神事が行われます。
(詳しく知りたい方は出雲大社のHPをご覧くださいね
HPはコチラ→★ )
 
 
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参道を歩きながら、木々のざわめきや風の音に耳をすませると、
日常の慌ただしさが少しずつ遠のいていきます。
心が静まるというのは、きっとこういうことなんですね。
 
 
そして、日が傾きかけたころに訪れた「稲佐の浜」。
 
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まるで黄金色の絨毯のような夕陽が、海をやさしく包み込んでいました。
波が静かに寄せては返す音に耳を傾けながら、
心の中まで清らかになっていくような、そんな時間でした。
 
 
 
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帰り道、ふと空を見上げながら思いました。
「また明日からも、丁寧に、心を込めて生きよう」と。
出雲の風が、静かに背中を押してくれたような気がします。
 
 
 
 
私にとって、旅は心を整える大切な時間。
自然の中には、言葉よりも深いやさしさがあります🌾

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました飛び出すハート

今日もよい一日でありますように♡