それだけで、心の奥に灯りがともるような時間があります。
60代になって思うのは「話せる相手がいること」ということ。
それがどれほど心を支えてくれているか、ということ。
94歳になる実母が翌最近口にしています。
「どうでもいい話ができる相手がいるって幸せなことよ」って。
家族とも違う、同世代の友人だからこそわかり合えること。「そうそう、わかるわ」「私も同じ気持ち!」そんな共感のひと言に、疲れや不安がすっとほどけていく。
人は、ひとりでは生きられない。
でも、”無理して誰かと繋がらなくてもいい”と思います。
それでもやはり、会話は心の栄養。
ひとり時間を大切にしている自立しているひとも、
時には誰かと、笑ったり、愚痴をこぼしたり、未来の夢を語ったり・・・
そんな何気ない時間が、私たちの暮らしを豊かにしてくれるのだと思います。
少し元気がでないときは、気の置けない誰かに「元気?」と声をかけてみませんか?
心の栄養はすぐそばにあるのかもしれません。

