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ザーアートマンのブログ

ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

〖日常の仏教語〗

 

夜叉 やしゃ

(日常語) 凶悪な人間の喩

もとインドで人を害する獰悪な鬼神とされてい

ました。

外面如菩薩 内心如夜叉」という慣用句があり

ます。

これは仏典「華厳経(けごんきょう)」にある言葉

からで、表面は菩薩のように優しい顔をしているが

心は夜叉のように邪悪で恐ろしいことを言ったもの

であります。

古く仏教は女人禁制で、このように女性は仏道修

行の妨げとなるという戒めの言葉でありました。

(仏教)

夜叉は古代インド神話に登場する人を食べる凶悪な

鬼神であり、同時に人に恩恵をももたらす自然神て、

クベーラ(仏教に取り入れられた毘沙門天)の眷属で

あるとこから仏教に取り入れられ、毘沙門天(四天

王)に仕えると同時に、薬師如来を守護する十二神

将(大夜叉将軍)となります。これからでしょうか

薬叉大将」とも表記されます。

語源はサンスクリット語の「ヤクシャ」の漢音訳

で、女性は「ヤクシニー」と言うそうです。

バラモン教の精舎(寺院)の門前に守護神として一対

でおかれていた名残が、現在の仏教寺院の阿吽の

金剛力士像だそうです。

 

十二神将は薬師如来の十二大願に応じたもので、

それぞれ昼夜の十二時、十二か月、十二の方向を

守っているとされます。

※眷族(属)

 親族、従者などのことであり、本来は神の使い

 (動物を含む)でありました。

 毘沙門天の眷属は夜叉、羅刹などの恩恵(豊穣・

 財福)と災難をもたらす自然の精霊でありまし

 た。

 

善哉 ぜんざい

〖日時用語〗つぶし案を用いた甘い汁もの。

 

(仏教語) 善哉は「善き哉(よきかな)」と読めま

すね。これはサンスクリット語の「sadhu」の

漢訳で意味は「素晴らしい」ということだそう

で、仏教徒がた弟子や教えを称賛される際に用

いられると。

お釈迦様が弟子たちを褒める時に使った言葉か

らだそうです。

 

堪忍 かんにん

(日常語) ・怒りを抑えて人の過ちを許すこと。

・肉体的な痛みや苦しい境遇をじっとこらえる

 こと。

 「堪忍袋の緒が切れる」と怒り爆発ですね。

 

〖徳川家康遺訓〗

 ・人の一生は重荷を負って遠き道をゆくがごと

  し、いそぐべからず。

 ・不自由を常とおもへば不足なし。

 ・こころに望みおこらば困窮したる時を思ひ出

  すべし。

 ・堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ。

 ・勝事ばかり知りて負くることしらざれば害

  其のに至る。

 ・おのれを責めて人をせむるな

 ・及ばざるは過ぎたるよりまされり

 

(仏教語) 堪忍はサンスクリット語の「サハー=

耐え忍ぶ」の漢訳で、仏教で娑婆世界は苦悩に満

ちた世界ととらえ、「堪え忍ぶ」世界とされます。

堪忍土ということですね。

 

 

                 今日一日幸運でありますように!

 

 

勉強の主な参考書

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝説辞典ー冨山書房・井上義昌編

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫

ニッポンの謎学/永岡書店

漢字の話し 上・下/藤堂明保著・朝日選書