ザーアートマンのブログ -18ページ目

ザーアートマンのブログ

ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

〖仏教の日常語〗

 

韋駄天 いだてん

(日常語) 非常に足の速いこと。→韋駄天走り

(仏教)

韋駄天はヒンドゥー教のシヴァ神の子とされる軍神

スカンダが仏教に取り入れられで、天部としての護

法神となったものであります。

釈迦が亡くなった時、捷疾鬼が釈迦の遺骨・仏舎

 利を奪って逃げた時にこれを追いかけて仏舎利を

 取り戻したと言います。

民間信仰では盗難除け、また小児の病魔を取り除く

として祀られています。

天部としては増長天の八将の一神となっています。

禅宗では厨房や僧坊の護法神であります。

スカンダは漢音訳で「塞建陀・私建陀」と書きます

が、これが韋駄天と言う名で呼ばれるようになった

のは中国の道教の韋将軍と習合したことによります。

ちなみに「御馳走」の語源は釈迦のため韋駄天が駆

け巡って食物を集めたという俗信からと。

 

一念発起 いちねんほっき

(日常語) 心を入れ替えてあることを成し遂げよう

と決心すること。

(仏教)

もとは「一念発起菩提心」の略で、一心に仏を信じ

悟りを開こうとする心を起こすことで、その強い決

意を表明したものであります。

これは法像菩薩臨めば発心に由来すると。

「菩提心無きものは浄土に往生できない」とする大

乗仏教の大切な考えであります。

菩提心とは「悟りを求める心」で、大乗が強調する

のは衆生を救うということで、法像菩薩の発心は

〖上求菩提(菩提を求める行道)下化衆(衆生を利しょ

うとする誓願)〗であります。

法蔵菩薩とは浄土宗、浄土真宗の本尊・阿弥陀

 如来が悟りを開く前、願いを建てて修行していた

 時の名前だそうです。→菩薩乗

 

【漢字の勉強】

 ダ

<字義>・のせる→下駄・足駄

    ・そまつなもの、むだなもの

     (乗馬に適さないところから転じた)

     →駄菓子・駄作・駄目

字の成り立ちは「馬+太(肥えている)」で、太った

身体の大きい馬ということ。⇔駿馬

 

駿馬も老いては駄馬に劣る

 どんな優れた人物でも、歳を取ると凡人にも

 及ばなくなってしまう。

 

 おもう・ネン

字の成り立ちは「今=含むの略」に「」で、心中

に含む意味から、いつも思っているの意味。

 

一念天に通ず

 何かを成し遂げようという固い決意で事に臨め

 ばその意志は天に通じ、必ず成し遂げることが

 出来るということ。

 

                 今日一日幸運でありますように!

 

勉強の主な参考書

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝説辞典ー冨山書房・井上義昌編

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫

ニッポンの謎学/永岡書店

漢字の話し 上・下/藤堂明保著・朝日選書