ギリシア神話つまみぐい
アプロディテが手助けした愛情物語
・イアソンが女王メディアの愛を勝ちとる。
アルゴー船でコルキスの黄金の羊の毛皮を、
メティアの手助けで獲得する。
・ヒッポメネスがアタランテをえる。
この世で一番足の速いアタランテ。
求愛者に命を懸けさせた競争を申し出る。
ヒッポメネスはアプロディテに祈り、黄金の
リンゴを3つ得る。
アタランテが追い越そうになると、ヒッポメネス
はリンゴを捨てる。
そのたびにアタランテはリンゴを拾い、最終的に
ヒッポメネスは勝利し、アタランテを得る。
・ピグマリオンが恋した自分の彫像を、人間に変えて
やる。
バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』。
これを原作とした映画が『マイ・フェア・レディー』
・アイネアスがカルタコの王妃ディッドに愛される。
アプロディテが怒りで不幸にした事件
・パシパエ
アプロディテを敬愛しなかったため、エロスの矢
で牡牛に恋するようになる。
そして、牛頭の怪物ミノタウロスを生む。
・パイドラ
義理の息子ヒッポリュトスを愛するようにされ、
彼に拒絶された。
その恨みで、ヒッポリュトスが自分を襲ったよう
に装い、死に至らしめる。
・ヒッポリュトスは女嫌いで罰せられる。
パイドラの話。
・アレスに身を任せたエオス(曙)は、オリオンに身を焦
がすようになる。
・レムノス島の女たちは、彼女の嫌うプシュケを慕い、
アプロディティをないがしろにしたので、耐え難い悪
臭を発するようされた。
アプロディテの絵画
ヌードを書きたかったか、彼女の絵はとにかく多い。
ディツィアーノの描く『聖愛と俗愛』
これはプラトンのいう2人のアプロディテによる。
服を着ている地上のアプロディテは俗愛。
裸体のアプロディテは聖愛。
意味深いですね。裸体が聖愛とは。
純粋なものは何も隠すものはないということだ
ろう。
服を着ることは、知られたくないこと、恥じる
ことを覆い隠すということかな。
カラッチの『ヴエヌスとアンキセス』
女神が羊飼いアンキセスに恋する物語。
やがて、女神は英雄アイネイアスを生む。
アイネイアスはトロヤ戦争のトロヤの生き残り
で、 イタリア半島に移り、ローマ建国の祖にな
ったと いわれる。
ヴェルギウスの『アイネイアス』がある。
リューベンスの絵に描かれた寓意。
酒と美食がなければ、愛は凍えてしまう。
ヴィーナスの裸体像は、ティツィアーノの『ウィル
ビーのビーナス』よりもショルジョーネの『眠れる
ヴェヌス』の方が断然いいね。
今日一日 幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
2015.1掲載再考
