大好きギリシア神話
≪象徴≫
〖百合〗ゆり
母性・純粋を象徴
和訓の「ゆり」は「揺(ゆ)れる」からだそうで、
漢字の「百合」は「根が多く重なる」ところからと。
※「百」は「たくさん」という意味があります。
英語では「Lilly」で、「白い・純粋な・愛らしい」と
言う意味を含みます。
※18世紀までヨーロッパには白い百合しかな
かったようです。現在の百合のほとんどは中
国や日本から移植されたものであります。
〇ギリシア神話では「百合」は、主神ゼウス
妻ヘラ神の乳から地上にこぼれ落ちた母乳
から生じたと。
<ゼウスは愛人アルクメネ(ペルセウスの孫)と
の間に生まれたヘラクレイスを不死の身にし
ようと、ヘラが眠っている間にその乳をのませ
ようとします。その時、赤子のヘラクレイスが
乳を吸う力が余りにも強く、目を覚ましたヘラ
はヘラクレイスを払いのけます。そして空に飛
び散ったヘラの母乳から天の川(Milkyway)が
でき、血にこぼれ落ちた
母乳から「百合Lilly」が生まれました。>
(愛人の子に正妻の乳を吸わせるなんて0、とん
でもないことですね。)
※ヘラクレイスの名前は「ヘラ(ヘラ神)+クレイス(栄
光)」から成り、「ヘラによって栄光を得る」と言う意味
を持つそうです。
これは、ヘラ神の嫉妬で狂気を吹き込まれたヘラクレ
イスが狂乱し、我が子を殺します。その禊として十二
の難業を課せられます。
この難業を成し遂げたヘラクレイスは英雄として尊敬
され、死後に天に上げられ神となります。
これによりヘラクレイスと言われるようになりました。
(元の名はアルケイディスでした。)
〇キリスト教では「白い百合」を「マドンナリリー」
と言います。聖母マリアの純潔の象徴であり
ます。図像学ではマリアの「受胎告知」で、天子
ガブリエルが手に持つ花として描かれます。
〖マタイ伝〗→野の百合
なにゆえに衣のことを思い煩うや
野の花(百合)がどのように育つのかよく見なさい
働きもせず、紡ぎもせず
ソロモンの栄光もその装い
この花の装い一つだに及ばざる
今日一日幸運でありますように!
勉強の主な参考書
<ギリシア神話>読書案内
ギシシア・ローマ神話 ブルフチン著 岩波文庫
ギリシアの神話 (神々の時代)
(英雄の時代) カール・ケレーニ 中公文庫
ギリシア神話 上・下 呉茂一 新潮文庫
ギリシア・ローマ神話辞典 高津春繁 岩波書店
ギリシア・ローマ神話辞典 大修館書店
ギリシア・ローマ神話 マイケル・マクローン 創元社
ギリシア神話物語百科(ヴィジアル版) 原書房
ローマ神話物語百科(ヴィジアル版) 原書房
世界の神話百科 アーサ・コットレル 原書房
神の文化史事典 白水社
世界神話辞典―創世神話と英雄伝説ー
角川ソフィア文庫
【入門書のおすすめ】
ギリシャ神話解剖図鑑 株式会社エクスナレッジ
キリシャ神話の教科書 東ゆみこ監修 ナッツ社
<漢字の参考書>
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店)
新大字典(講談社)
字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
漢字の用法ー角川小事典(武
部良明著)
動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール
英米故事伝こ説辞典ー冨山書房
中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)
新明解「四字熟語辞典」 三省堂
新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)
新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂
新明解「類語辞典」(三省堂)
成語林(obunsha)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)
哲学用語入門(大和書房/高間直道著)
哲学辞典(平凡社)
漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)
仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)
落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)
中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)
漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)
動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)
植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)
古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)
中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)
中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫
世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ
ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・
一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫
心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/
大栗道榮・親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫
