大好きギリシア神話
≪恋の物語 Ⅱ≫
〖エンデュミオン〗
永遠に眠り続ける最高の美男子ですと。
エンデュミオンには「沈む者」という意味がある
そうです。
月の女神セレネは狩りをしているエンデュミオン
に恋をします。
そして二人は結ばれますが、セレネは神ならぬ
死すべき者としてのエンテュミオンに耐えられず、
彼を永遠の眠りにつかせました。
そして、月の女神セレネし夜ごと彼の所にやって
来て寝姿を愛おしくながめていたと。
そのエンディミオンの姿は「不変の幸福」の象徴
であるとされます。
死ぬことを「永遠の眠りにつく」などといい、また
「天国に召された」と言いますね。
この話は、死は恐れるものではなく、不変の幸福
を得ることだとも言えそうですね。
「信じる者は救われる」で、そう信じたいものですね。
※ギリシア神話で「死すべき運命にある者=人間」、モー
タルといい、「不死の者=神」、イモータルと言います。
エンディミオンの永遠の眠りについては他説があ
ります。
・セレネがエンディミオンを不死の身にして欲しいと
主神ゼウスに頼み、ゼウスは願いを叶えてあげま
すが、その条件がエンティミオンが永遠に眠り続け
るということでありました。
・眠りの神ヒュブノスがエンティミオンに恋をし、彼を
永遠の眠りつかせたと。
・エンディミオンがゼウスの妻ヘラ神に求愛したの
にゼウスが怒り罰を与えたと。
〖ペレウスの結婚〗
ペレウスはギリシア神話の英雄であります。
人間でありながら、女神テティスを妻にしました。
彼とテティスの間に生まれたのが、アキレウスで
あります。
話しの発端は次のことにありました。
<主神ゼウスと海神ポセイドンは美貌で名高い
テティスに求婚しようとしますが、秩序と正義の
女神テミスの「テティスのから生まれる子は必
ずその父を凌ぐであろう」という予言で、尻込み
します。
ゼウスはその脅威のためティテスを人間と結婚
させようと、ペレウスを選び、人間でありながらも
女神と結婚できる権利を与えます。
(人間との間の子であれば、神々をあ脅かすこと
あるまいと考えんでしょうね。)
ペレウスはテティスに結婚を申し込みますが、神
である自分が人間を夫にすることにプライドが許
さず、様々なものに変身して逃げ回ります。
さそこで、ペレウスがケンタウロスのケイロンに
相談すると、「どんな姿であっても、テティスを捕ま
えたら絶対に放さない事」と手に入れる方法を教
えます。
テティスは火や水、獣と身を変えますが、ペレウス
は彼女がもとの姿に戻るまで捕まえて放しません
でした。
そして、テティスは根負けして彼と結婚しました。>
この話はトロイア戦争の発端でもあります。
ペレウスとテティスの結婚式に神々が招待される
中、不和の女神うエリスは「最も美しい女神に」と
書かれた黄金のリンゴを投げ入れるんですね。
そうして、ヘラ、アプロディテ、アテナの争いから
トロイヤ戦争へと発展していきます。
さらに、この戦争の最大の英雄がペレウスのと
テティスの子アキレウスな んですね。
(「因果は廻る糸車」式で、よくできた筋書きですね)
テティスは自分の産んだ赤子のアキレウスを不死
にしようと、ステュクリス川に浸しますが、その時
手でに切っていた踵を浸すことを忘れてしまい、
そこが急所となって、アキレウスはトロイヤ戦争で
踵を矢で射られて死んでしまいます。
今日一日幸運でありますように!
勉強の主な参考書
<ギリシア神話>読書案内
ギシシア・ローマ神話 ブルフチン著 岩波文庫
ギリシアの神話 (神々の時代)
(英雄の時代) カール・ケレーニ 中公文庫
ギリシア神話 上・下 呉茂一 新潮文庫
ギリシア・ローマ神話辞典 高津春繁 岩波書店
ギリシア・ローマ神話辞典 大修館書店
ギリシア・ローマ神話 マイケル・マクローン 創元社
ギリシア神話物語百科(ヴィジアル版) 原書房
ローマ神話物語百科(ヴィジアル版) 原書房
世界の神話百科 アーサ・コットレル 原書房
神の文化史事典 白水社
【入門書のおすすめ】
ギリシャ神話解剖図鑑 株式会社エクスナレッジ
キリシャ神話の教科書 東ゆみこ監修 ナッツ社
<漢字関係>
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店)
新大字典(講談社)
字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
漢字の用法ー角川小事典(武
部良明著)
動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール
英米故事伝こ説辞典ー冨山書房
中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)
新明解「四字熟語辞典」 三省堂
新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)
新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂
新明解「類語辞典」(三省堂)
成語林(obunsha)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)
哲学用語入門(大和書房/高間直道著)
哲学辞典(平凡社)
漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)
仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)
落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)
中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)
漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)
動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)
植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)
古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)
中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)
中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫
世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ
ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・
一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫
心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/
大栗道榮・親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫
