精霊たちーはがき大ペン画 作品1363 | ザーアートマンのブログ

ザーアートマンのブログ

ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

 故事のある言葉

 仏教からの言葉

 

〖嚢中の錐〗のうちゅうのきり

「嚢=のう」、なかなか書ける字ではないですね。

嚢は「袋」のことであります。(土嚢・砂嚢)

嚢中の錐」というと、優れた人物は袋の中に入れ

た錐の先が袋を突きぬくように、多くの中にあって

もその才能によって、目だって見えるということであ

ります。

「毛遂自薦」とも言われけるお話し。

中国の戦国時代、趙国の皇族で大臣を務めていた平

原君は食客数千人を養っていました。

趙国が秦国に攻められた時、平原君は食客の中から

二十人を選んで、楚国へ応援を頼みに行くことにした。

そして、食客十九人まで決まりましたが、どうしてもあと

一人が選べずにいました。そこへ毛遂という者が名乗

り出ました。

すると平原君は言います「役に立つものは錐が袋の中

にあるようにその先がすぐに表れるものであるが、君

は三年も食客として居ながら何の評判にもならない。」

と言って退けようとしますが、毛遂は言います「私を袋

の中に入れてくれないからであります。袋の中に入り

さえすれば、先どころか全身突き抜けてしまうでょう」

と。それにより平原君は毛遂を同行させることとしまし

た。・・・

結果、毛遂は豪語するだけあって楚国との交渉に大い

に活躍しました。

※食客・・・門客ともいい、君主たちが才能のある人物を客と

       して遇して養うか我に、主人を助けるというもので、

       戦国時代に広まりました。

 

<仏教語>

〖挨拶〗あいさつ

日常欠かせないものですね。

何?この字と思ったものです。字からは「これがあい

さつなんだ」と不思議でした。

これはからの言葉で、「一挨一拶」ということであり

ます。

」は「推しはかる・攻める」、「」は「せまる・切り

返す」という意味で、禅問答のせめぎ合いのことで

あります。

弟子と師匠、修行者同士か問答する真剣勝負で、

相手の修行の深浅を量ることでありました。

これをもとに、小売業では「自分から心を開いてお

客様に心を開いてもらうこと」が、挨拶であると教え

ます。

 

<漢字の勉強>

〖挨〗おす・アイ

「扌=手」に「矣=疑の左半分の変形て、立ち止まり思

い迷う」で、思い迷い立ち止まって混雑し、手で押し

合うの意味。(本当かな?)

挨拶は禅語や日常のあいさつ以外に次の意味があ

ります。

・押し進む・大勢の人が押しのけ合って進む。

・日本では、受け答え、応対、答礼、返礼、報酬の

  意味を持つ。

 

〖拶〗せまる・サ・サチ

「扌=手」に「ならぶ」で、並べて摺り寄せる動作。

拶指(さっし)」というと、指の間に棒を差し込んでし

める刑罰のことを言います。

 

 

                            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)