精霊たちーはがき大ペン画 作品1359 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

≪ことばの物語≫

  故事のある言葉

  仏教からの言葉

 

〖璧(たま)を抱いて罪あり〗

匹夫罪無し、璧を懐けは其れ罪あり」と。

『春秋左氏伝』にある言葉であります。

身分不相応なものを持っていると、思わない災いを招く

ということであります。(匹夫は凡人、身分の低い者)

中国の春秋時代、虞国の君主の弟の虞叔が珍しい

 玉を持っていました。兄の虞公がそれを欲しいと言っ

 たけれども、献じませんでした。

 しかし、断った後に後悔しました。

 周のことわざに「匹夫罪無し、璧を懐けば其れ罪あり」

 とあるではないか。ましてこの璧は何の役にも立たな

 い。災難を受けるもとであるとして、それを兄に献上し

 ました。

 

<仏教語>

〖権化〗ごんげ

まるであの人は○○の権化のようだ」などと言います

が、この権化を説明してくださいといわれたら?

難しいですね。辞書を引くと「ある精神や抽象的な特

質が具体的な姿をとったと思えるほどの人」という事

になります。普段、暗黙の了解のように使われていま

すが、説明するとなると、このようになかなか難しいも

のであります。

権化はもともと仏教語であります。

これはサンスクリット語の「アバターラの意訳で「

仏などの超自然的存在がある目的の為に人間や動

物の姿となって、権(かりの)姿と化(変化)して現れた

状態」をいいその形を「化身」といいます。これを基に、

日本の大乗仏教では「本地垂迹(ほんちすいじゃく)」

という考え方がが生まれ、神仏習合します。

これにより、日本古来の神々は衆生を救うために仏

の化身として現れた姿とされるようになります。

本地(仏・菩薩)が(現れる)(神の姿となって)と

 いうことであります。

日本の家庭に仏壇と神棚がありますが、とくに矛盾す

ることではなさそうですね。

   <例>(一つの仏でいくつもの化身をもちます。)

    阿弥陀如来→八幡神

    大日如来・十一面観音→天照大神

    観音菩薩→秋葉権現

    薬師如来→須佐能命・牛頭大王  

 

<漢字の勉強>

ーばける・かわる・しぬ・したがう・カ・ケ・ゲ

イ(人)+ヒ(人を逆さまにした形)」で、死者が背中

合わせに横たわった形で、人が死ぬことを表す。

つまり「化」は生気を失って変化することで、すべて

のものは変化しながら死と生を繰り返ししているので

いるということ。また、自然のものを育成すること、道

徳、思想によって教え導くことを「化」という。(常用字解)

 

ーみ・みごもる・からだ・みずから・シン

妊婦を横から見た姿」で、身籠ることを意味。

のちに、からだ、みずからの意を含むようになる。

※「はらむ」

  ーおなかにいる胎児がいる形。

  ー人の大きな腹の中に子がいる形。

 

 

                            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)