精霊たちーはがき大ペン画 作品1349 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

故事のある言葉

仏教からの言葉

 

〖和氏の璧〗ーかしのへき(たま)

中国古代の有名な宝石の名。

転じて、才能がありながら一般に認められない者

をいう。

周時代、楚国の卞和(べんか)という者が楚山で

 宝石の原石(璞・あらたま)を見つけました。卞和

 はこの原石を楚の厲(れい)王に献上しました。

 厲王は「玉人(宝石の鑑定人)」に目利きさせると、

 ただの石に過ぎないと鑑定され、詐欺罪で卞和

 は左足の筋を切られました。

 次に武王にこれを献上しました。今度も玉人に

 たたの石と鑑定され、今度は右足の筋を切られ

 ました。(足切りの刑)

 そして、武王が死んで文王の時代になります。

 卞和は楚山の麓で三日三晩泣いていました。

 文王はそのことを聞いて、訳を尋ねさせます。

 「私が泣いているのは足の筋を切られたからで

 はく、私が発見した宝玉をただの石ころといって、

 詐欺師扱いするからです」と。

 文王がその原石を磨かせると、立派な宝石で

 ありました。> (韓非子)

この壁は秦の昭王が十五城との交換を願うほど

の名玉でありました。(別称 連城の璧)

 

〖完璧〗ーかんぺき

完全無傷で優れているということ。

和氏の壁は後に趙国に渡ります。

中国の戦国時代、和氏の璧は趙国にありました。

 これを秦国(中国統一前の秦)の昭王が十五の城

 との交換を求めました。

 趙の宰相 藺相如は和氏の璧を持って秦に行き

 交渉に当たります。

 璧を手にした昭王は、それを眺めたまま十五の城

 話を一向にしようとはしません。そこで藺相如は

 「この壁には一か所、極小の傷があります。その

 傷の場所をお教えしますので、壁をこちらにお渡し

 いただけませんでしょうか」と言って壁を手にする

 と「壁を渡すことはできない。むりやり取るのであ

 れは、この壁を投げつけて粉々にしますぞ」と恫喝

 し、その場から退出し、壁を無傷のまま無事国へ

 持ち帰って来ました。

 

≪仏教語≫

〖無財の七施〗ーむざいのななせ

誰でもできる施しで、心得ておきたいものですね。

お布施は金銭や物に限ったたものではないという

ことでありますよ。

 ①眼施~優しい眼差しを向ける。

 ②顔施~和やかな顔で接する。(和顔悦色施)

 ③言施~優しい言葉で話す。

 ④身施~労働力や手を貸す。

 ⑤心施~周囲への心遣い。

 ⑥床座施~座る所や寝るところを提供する。

 ⑦房舎施~住いや家の周辺を清潔に保つこと。

これだけでも立派なお布施で、凡夫の修行となり

ますね。

昨今では坊主でありながら、まともにやっていないの

では?

高僧になるほど、威張った風体に見えるのはなぜで

すかね?

 

≪漢字の勉強≫

ーきみ・ヘキ

尸=つかさ・ひと」に「口=言う」に「辛=刑罰の入れ

墨をする針」で、人の処刑を命じ、平伏させる君主。

(これは驚きですね。き君主の権限を示しています。)

また、人体を刃物で引き裂く刑罰。

「ヘキ」の音は、平らに横に開くの意を含みます。

 

ーかべ・ヘキ

辟=薄く平ら」に「」で、表面が平らなかべ。

 

ーたま・ヘキ

辟=薄く平ら」に「」で、薄く平らな輪の形をした玉。

「璧」は平らな輪の形をした玉で、中央に穴があります。

祭、儀式に用い、また爵位の象徴でありました。

立派なものの喩にも用います。

難玉(透閃石あるいは緑閃石)で造られます。

ちなみに硬玉は翡翠のことであります。

 

 

                            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)