ことばの物語 ≪たまー球・玉・珠≫
球ー立体的な丸い形
玉ー飾りなどに使う美しいたま。
眼球というと単に球体ですが、目玉というと、
美しいの意味を含んでいるのでしょうか?
珠ー水中でできる美しいたま。
真珠はその代表ですね。
球ーたま・キュウ
「王=玉」に「求=一点を中心に集まる」で、一点を
中心にまるくなっている美しいたまの意味。
球琳(きゅうりん)
美しいたま。転じて、すぐれた才能をいう。
琳は「玉」に「林=玉が触れて鳴る音」で、美しい玉の名。
玉ーたま・ギョク
三つの玉を縦にひもで貫いた形で、たまを意味する。
腰を締める革帯につける佩玉の形からのようで、
玉は霊力があると考えられていました。
玉琢(みが)かざれば器を成さず
玉もみがいたり細工を加えないと、俗物として役に立たない。
つまり、人も学問をしなければ立派な人にはなれない
ということ。
玉を懐いてそれ罪あり
自分不相応な高価なものを持っていると、かえって
災いを招くということ。
玉環(ぎょくかん)
腰に下げる玉飾り。また、月のことをいう。
楊貴妃の幼名でもあります。
珠ーたま・シュ
「玉」に「朱=木の切り口の美しい赤」で、美しい赤の玉。
真珠の意味を表す。
真珠は「月のしずく」とか「人魚の涙」と呼ばれます。
珠玉瓦礫に在る如し
宝石が瓦や石の中にまじっているように、優れた才能の
ある人が世間の凡人の中にいることのたとえ。
念珠=数珠(じゅず)
数珠と書くのは念仏を唱える回数をかぞえるものである
ところからで、基本は煩悩の数百八個であります。
2017.3掲載再考
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
漢字の用法(武部良明:角川小事典)
