精霊たちーはがき大ペン画 作品1342 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

  ≪かなしー哀・愛・悲≫

 

〖招魂〗

人が死ぬと、死者の衣の襟もとに祝詞(のりと)を入れて

お祈りをする。こうして、死者をあわれみ、死者の魂をよ

びかえす(魂よばい・招魂)儀礼をといい、「あわ

れむ・あわれ・かなしい」の意味に用いる。

 

死者の襟もとに玉をおき、枕もとに「之(行くの意)」を加

えて死者が死後の世界に旅立つのを送ることを示すの

が「(遠のもとの字)」であります。

 

死者の衣の襟もとに麻の喪章をつけて災いを祓うこと

を示すのが「」。

(参:常用字解/白川静著)

 

〖招魂祭〗

道教で行われる祭祀、呪術の一つで、死者の魂が

離散しないように行われるものであります。

 

和訓の「かなしは古語の「かぬ」からで、~しか

ねる」という意からで、自分の力ではとても及ばない

と感じる切なさを表す語としたものです。

この語は、哀しいの意にも、愛(いと)しい意にも、

深い感情を表されるのに用いられていました。

 

ーかなし・あわれ・アイ・オ

字の成り立ちは「口=くち」に「衣=覆い隠す」で、

かなしみを胸の中にふさいでいっぱいに詰め、ため息を

つく状況。

【補】

哀は愛なり」で、語源を同じくすると。

ともに切ない気持ちという共通点があります。

  「愛」は切なくて胸が詰まる感情。

  「哀」は悲しみで胸がふさがる感情。

 

ーかなし・かなしい・ヒ

字の成り立ちは「非=二つに分かれる」に「」で、

心が二つに裂けるような痛切な気分を表す。

【補】

「非」は鳥が飛ぶときに翼が反対向きになっている

情況。

」は俳と扉と同源で、は右に進んだり左に進ん

だりして、滑稽な仕草をする芸人で、は両側に開く

ところから。

  「哀」は表面に表すまいと胸のうちに秘めた

  かなしみ。

  「悲」は他人に悟られるほど表面に表れる

  かなしみ。

 

ーめでる・いつくしむ・いとおしむ・アイ

異字体は「炁」。

字の成り立ちは「旡=食べつくす+心」。

「旡」は、満腹で胸いっぱいになり後ろを向いた姿で、

物事が済んで立ち去る人。

これから、「心にかかる」「振り返ろうとする気持ち」で、

それに「夂=おくれる・足を引きずり歩く人の姿」を付し

たもので、心残りを感じて、振り返ろうととしてる様子

をあらわしたもの。

 

ーおとろえる・もふく・スイ・サイ

字の成り立ちは「」に「冄(ぜん)=冄形の麻の喪章

で、喪服の意味となる。衰は縗(さい・もふく)のもとの字。

葬儀の時は平成行う礼を控える(減衰)ので「よわる・

おとろえる」の意味となった。

別説では衰は「草で作った雨具の象形(蓑)」で、音が

卒に通じ、また字形も卒と共有する部分があって、おと

ろえるの意味となる。

(字の成り立ちは解りますが、解釈が納得いきません

ね。)

 

 

                            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)