精霊たちーはがき大ペン画 作品1326 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

 

〖羊〗

字の成り立ちは、ヒツジを正面から見た姿の象形。

羊はウシ科ヤギ亜科で、羊毛の為に早くから家畜化

されていたようです。

あのくるりと巻いた角は「アンモ角」と呼ばれます。

 

「羊」は世界各国で古くから神に捧げることのできる

神聖な動物とされていました。

 

古代中国では、神の審判を伺う「羊神判」というもの

がありました。その話が伝わっています。

長い間争ってきた王里国と中里徼(ちゅうりきょう)

 神に誓いをたて、それぞれの羊の頸動脈を切ると

 王の羊は静にしていて、中の羊は狂い死にしてし

 まった。その結果、王の勝訴となった。

この様子を示しているのか「」という字であります。

 

〖善〗の元字は「誩=多くの言葉」の真ん中に

」で、互いの主張の間に神の審判の羊をおいて、

神意を伺っている様子であります。

そして、その審判が降り、「良い結論」を得た者が

勝訴する「」で、これから「よい・道理にかなって

いる」という意味に使われます。

 

〖羊を含む字〗

ーそなえもの・ゼン

字の成り立ちは「月=肉づき(肉)」に「善=神に捧げる

」で、神に供える肉が本義。これから、たっぷりと

ある食物、御馳走の意味となります。

<日本だけの意味>

・料理を並べる台。またその上に載せた料理。

・食器に盛った「飯」を数える言葉。→一膳、二善

・箸の一対。→箸二膳というと、二組の箸のこと。

※「膳夫=ぜんぷ」とは、周時代の宮廷の料理の役人

 のことですが、日本では「かしわで」と読み、天皇の

 食事を司る者のことで、古くは「柏の葉」を食器としてい

 たところからであります。

 

ーただしい・よい・ギ

字の成り立ちは「」に「我=のこぎり」で、生贄の羊

をのこぎりで切る。その羊は神意にかなうもので

なくてはならないことから「ただしい・よい」の意味と

なったもの。

(「我」が一人称の「われ」につかわれるようになり、本義を

明らかにするために作られたのが「鋸=のこ」の字であります。)

 

ーただしい・ようす・ギ

字の成り立ちは「人=神に仕える人」に「義=ただしい

で、神官が行う礼法を表しています。→儀礼

」は、言葉で神意を問うで、「」は、神に捧げる

牛で、犠牲、いけにえの意味。

 

ーさいわい・さち・しるし・ショウ

字の成り立ちは「示=祭壇・神に関すること」に「

で、吉凶をうかがうの意味であったものが、めでたい

よいの意味で用いられたもの。

 

ーくわしい・つまびらか・ショウ

字の成り立ちは「言=ことば」に「羊=祥の略」で、

吉凶の兆しを言葉でつまびらかに説明する。

 

 

                            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)