精霊たちーペン画トリミング | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

 

ことばの物語

≪うらやむ・しっとー羨・嫉・妬≫

 

「羨ましい」も過ぎると、妬(ねた)み嫉(そね)みにかわりま

すね。

 

〖嫉妬〗

「嫉妬」とは、自分よりも優れた者をねたみそねむこと

ですが、特に自分の愛する者の愛情が他に向くのを

うらみ憎むことに用いられますね。この場合は

悋気(りんき)」ともいわれます。

 

   嫉妬に燃える耳は地獄耳で、ひそひそ話も

   のがさない。(旧約聖書)

 

   嫉妬は不幸の中でも最大の不幸である。

            (ラ・ロシュフーコ)

 

和訓の「ねたむ・そねむ」の語源は「根(心根)痛む」か

らからであります。

 

「嫉妬」を英語でいうと「jealousy=ジェラシー」ですね。

語源は「zelus(熱意)+ osus(みちた)=競争相手に対

する激しい感情」を原義とするそうです。

 

ーねたむ・にくむ・シツ

字の成り立ちは「疾=病+矢=矢のようにきつく速い

」に「女」で、女性がよく起こすとされた短気のこと。

和訓と同じように「心の病」ですね。

 

嫉悪(しつあく)

・悪い行いを憎む。

・憎らしくてたまらない。

 

ーねたむ・ト

字の成り立ちは「」に「石=貯に通じ、積り貯えられ

」で、婦人の夫に対する積もった感情。

 

ーうらやむ・セン・エン〗

・人の様子を見て、そのようにありたいと思う。

・人の境遇、資質などが自分より良いものを見てねたま

 しく思う。

 

和訓の「うらやむ」は「心(うら)病む」からで、古くは

「心」は「うら」と言いました。

心が痛んだり、病んだりすることが、妬む・羨むですね。

共に、他人の優れていること、恵まれていることに対し

、「妬む」の方が「憎らしい」とか「くやしい」という思

いが強くなります。

 

字の成り立ちは「」に「よだれ」で、いいものを見て、

よだれを長くたらすこと。

羊はよいもの、うまいものを表す。

 

【単語家族】

・・・引き延ばす

・・・よだれ。

まさしく「垂涎(すいぜん)の的」ということですね。

 

羨道(えんどう・せんどう)

地下に長くのびた墓室への道。

 

羨門(せんもん・えんもん)

1.墓室に通じる地下道の門。

2.古代の伝説的仙人で、秦の始皇帝が盧生(ろせい)

  命じて東海に羨門と仲間の高誓を捜させたという。

 

羨殺(せんさつ)

うらやましくてたまらない。

(殺は程度のひどいことをあらわす助辞。)

 

 

 

                               今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版