精霊たちーはがき大ペン画 作品1272 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

        ≪いち・・・・一

 

異字体が「弌」で、大字が「壱」

  ※大字とは、数字の書き換え防止に用いられる漢数字

    であります。

    (壱・弐・参・肆・伍・陸・漆・捌・捨=什)

字の成り立ちは「一本の横棒」で、数量がひとつであることを

示したもの。

(補)

  二つに分かれる前の未分化の状態で、一つにまとまって

  分けられない状態表しています。

  未分化の状態は論理的に最初であるから、順位の始まり

     の意味であります。

  またこれから、「まとまる」「全部そろっている」「すべて」

  「分けられない」という意味に展開。

 

〖難読漢字の一部〗

一見ーいちげん

  「いっけん」と読むと、一度見る、ちょっとみるとの意味です

  が、「いちげん」というと、水商売などで「初めての客」とい

  うことで、特に高級料亭や旅館では「一見さんお断り」が

  格付けのように掲げられています。(京都の代名詞みたい

  になっていますね)。予約も断られるようですよ。

 

一入ーひとしお

  ひときは。一層。

  「ひとしお」の「ひと」は一回という意味で、「しお」は「染料

  に浸す回数を表す接尾語」て「入」の字を当てます。

  染料に浸す回数が増えるごとに、色が濃くなっていくこと

  「一層」という意味を生じました。

 

一廉ーひとかど

  ひときわ優れたていること。

  「」は「角=かど」の意味で「一角」とも表記します。

  角が突出しているように目立つところからと。  

  別説では「一つの角」、つまり一つの分野、事柄の意味

  としています。

  ※「廉」は「廉価」、安い値段として用いられますね。

   ちなみにこれに「竹冠」が付くと「簾=すだれ」となります。

 

一寸ーちょっと

  わずか。すこし。

  「一寸=いっすん」で長さの単位です。

  一寸は3.03cm

  (一尺は30.3cm・一間は1.82m)

    「尺八」は、標準の長さの一尺八寸の長さから。

    「日本刀」は、定寸が二尺三寸。「短刀」は一尺未満。

 

〖四字熟語を少し〗

一曲之士(いっきょくのし)

考え方が部分に偏って、ものごどの全体を見通すことが

できない人。

 

一言居士(いちげんこじ)

何事もにも必ず何か一言いわなければ気が済まない人。

 

一枝春(いっしのはる)

梅の花の別称。

 

一毛不抜(いちもうふばつ)

他人のためには自分の一本の毛すら抜かない。

極端な利己主義。

 

一諾千金(いちだくせんきん)

信頼できる確かな承諾や約束。また、約束を重んじなけれ

ばならないこと。

 

一字千金(いちじせんきん)

貴重で価値のある立派な文字や文章のたとえ。

また、師の恩義などの厚いこと。

中国は秦時代の呂不韋が〖呂氏春秋〗を著した時

  都の咸陽の門に千金とこの著作を合わせ置き、

  「一字でも添削できる者がいたら千金を与えよう」と

  いった故事に基づきます。

 

一日作(な)さざれば一日食らわず

一日働かなければ一日食を取らないということ。

唐時代、禅僧の百丈懐海が高齢にも関わらず仕事

  をやめないので、門弟たちがいたわりの気持ちで仕事

  道具を隠してしまいました。そうすると百丈はその日

  一日食事をしなかったといいます。

  労働を仏道の一環と位置付けた人であります。

キリスト教の修道院の自給自足の生活に似ていますね。

 

 

誤字脱字御容赦ください。

 

                 今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)