ことばの物語
≪木ー材料・棒・板≫
「木」は木全般をいい、「樹」は生きている木のこと。
【材】ーザイ
「木」に「才=川の氾濫をせき止めるために建てられた木
の象形」で、まっすぐに据えられた良い木材の意味。
もう一つの字書は
「才=流れを断ち切って止める堰の象形」で、たちきった
木。
衣を断ち切る裁、植木を切る栽。
≪ ぼ う ≫
棒ーボウ
「木」に「奉=ささけもつ」で、ささげもった木。
杖ーつえ・ジョウ・チョウ
「丈=木の棒を手に持った形」で、長い木の棒を意味
する。
杖家(じょうか)
五十歳のこと。家の中で杖を突くことを許される年齢
ということであります。今とは大きく違う肉体年齢です。
枚ーまい
「攵=手に鞭を持った形」で、短い棒を表す。
棍ーコン
「昆=足の多い昆虫の象形」で、多くの木を束ねるの
意味。
杵ーきね
杵ーきね
「午=交差する意味を含む」で、交互に上下して突くき
ねをあらわす。
≪ い た ≫
板ーいた・バン
「木」に「反=そりかえる」で、反り返って張った木。
板に付く
職業や態度、服装などがしっくりしとてふさわしい
状態になる。
「板」は「舞台」のことで「つく」はある状態になること
て、幕ががると役者がすでに舞台に出ていることから
ですと。
準備万端でありますね。
板前(いたまえ)
料理人。魚板前の略で、まな板の前にいる人という
こと。
札ーふだ・サツ
「乙=彫刻刀の象形」で、木を刃物で削って作ったふだ。
札付き
悪評、悪評のある人。
これは、刀の評価から来ています。
五料以上の刀には折り紙をつけ(折り紙付き)、
それ以下の四~一両の刀には札を付けた(札物)と
ころからで、それが鈍刀をいうようになり、悪評に用
いられるようになったと。
検ーしらべる・ケン
「僉=多くの人が口をそろえていう」で、証言がつじつ
まがあうまで調べる手枷。
検校(けんぎょう)
・寺社の事務や僧侶を監視する人。
・盲人の最上級の官名。
・荘園に置かれた事務員。
檄ーふれぶみ・ゲキ
「敫=うつ」で、木の札に書かれた心をうつ文の意味。
檄を飛ばす
決起を促すこと。
榜-たてふだ・ボウ
「旁=かたわら」で、両側にそえて、弓の曲がりをな
おすゆみだめの意味。
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
2017.2掲載再考
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
部首ときあかし辞典(研究社)
A・ビアス『悪魔の字典』(角川文庫)
これは使える!スピーチ引用名言辞典 モーリス・マルー編 PHP文庫
