ことばの物語 ≪七ーなな・ヒチ≫
縦横にきりつけたさまから「きる」の意味で、「切」の原字。
借りて数の「なな」を表す。
七変化
この花の名は?
あじさいは七度変わりてもとの色
紫陽花(あじさい)であります。八仙花とも書くそうです。
和訓の「あじさい」は「集真藍=あずさあい」からで、青い花
が集まって咲くところからと。
紫陽花は土地の酸性度(pH)によって花の色が変わります。
酸性が強いほど青に傾き、アルカリだと赤へ傾きます。
推理小説でありましたね、花の色が一か所だけ変わってい
てそこに死体が埋められていたというもの。
七難(しちなん)
仏典『法華経』によると、
火難、水難、羅刹難(悪鬼による災難)、刀杖難、
鬼難(死霊による災難)、枷鎖難(牢獄にとらわれる難)、
怨賊難を言います。
色白は七難かくす
この場合の七難は上記とは関係ありません。
ここでいう七難は、
顔立ちの不具合、性格のきつさ、生活の乱れ、
老い(肌のくすみ)、運の悪さ(白は幸運の象徴)、
色気のなさ、みすぼらしさだそうです。
七つの大罪
主にキリスト教のカトリックでいわれるもの。
※( )内は象徴する動物
傲慢(孔雀・蝙蝠) 憤怒(狼・猿)
嫉妬(蛇・犬・猫) 怠惰(熊・牛・驢馬)
強欲(狐・鴉) 暴食(豚・虎・蠅)
色欲(山羊・蠍・兎)
七つの封印
『ヨハネの黙示録』
子羊が七つの封印を開封する。
第一の封印 白い馬が勝利のために放たれる。
第二の封印 真っ赤な馬がはなたれ戦争がはじまる。
第三の封印 黒い馬が出現し飢饉をもたらす。
第四の封印 青ざめた馬がはなたれ死をもたらす。
第五の封印 殉教者が血の復讐を求める。
第六の封印 地震と天災。
第七の封印 沈黙。祈りがささげられる。
2017.1掲載再考
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
部首ときあかし辞典(研究社)
A・ビアス『悪魔の字典』(角川文庫)
これは使える!スピーチ引用名言辞典 モーリス・マルー編 PHP文庫
