ことばの物語 ≪事ーこと・ジ・ス≫
学校推薦字書
役所などの目印の小旗をつけた棒を手に持って公の
仕事をするようすを表す字。そこから「しごと」「ことがら」
などの意味に使う。
第二の字書
神への祈りの言葉を書き付け木の板などに結び付けた
札を手にした形で、祭事に携わる人さまから、「しごと」
「つかえる」の意味を表す。
第三の字書
「史=祖先の霊を祭ること」と「吹き流し」を組み合わせた
もので、山河で国家的な祭祀をすること。
確かに、「しごと」は「事に仕える」と書きますね。だらだら
仕事は「作業」と言えるかも。神聖な作業場に不敬であり
ますね。
一事をこととせざれば一智に達することなし (道元)
ここで言われる「一智」とは「真実を見極める智慧」のこ
と。俗人にとっても何か一つでも追及するものを持つと、
それを通して人生の深みを知ることができるように思い
ます。
事大主義(じだいじゅぎ)
自分の意見や主義主張がなく、ただ勢力の大きい者に
つき従う考え方。
事務(じむ)
本来は「事に努める」で、仕事そのものの事であったが、
おもに机の上で書類などを扱う仕事を言うようになった。
事変
暴動、騒乱など普通でない出来事。
宣戦布告のない小規模な戦争。
果たして小規模な戦争でしょうか。大戦の前触れでは?
政変
政権の急激な変動。失敗すると謀反となるのであります。
役(えき)
戦争などですが、これは人民を兵役に徴用することから。
乱
世間が乱れること。戦争、騒動。主に武力を伴う内乱。
突発的な政治的、社会的事件には「変」を用いる。
2017.1掲載再考
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
部首ときあかし辞典(研究社)
A・ビアス『悪魔の字典』(角川文庫)
これは使える!スピーチ引用名言辞典 モーリス・マルー編 PHP文庫
