精霊たち 30代に描いたデッサン | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語  ≪阝-おおざと・こざと

「阝」が右にあるのを「おおざと」で「邑=むら」の変形。

左にあるのを「こざと」といい「阜=おか」の変形からであります。

 

【邑ーおおざと】

 

邦ーくに・ホウ

「丰=封に通じ、盛土で長く築いた境界」で、境界の決められた領地、くにの意味。

ちなみに、「国=國」は「口=かこい」に「或=戈(ほこ)」で、武装して守るくにの意味。

面白いのが「」で、この字は則天武后が「」の「或=惑うに通じる」として嫌い

八方に広がる」という願いを込めて造った字であります。

この字は、水戸光圀で見かけるくらいですね。

邦人」は自国の人ですが、異なった封土の人が「異邦人=外国人」であります。

 

邸ーやしき・テイ

「邸宅」なんていいますが、もとは諸侯が都に上ったときの宿泊所のことでありました。

「氐=あてる」の意味であります。

 

郊ーみやこはずれ・こう

「郊外」の「郊」です。

交差させた組木に火をつけ祭る「火祭り」をする場所とありました。

別の字書では「町から行き来できる場所」と。

ここでいう火祭りは、天子が冬至に南郊で「天」を、夏至には北郊で「地」を祭った「郊祭」というものであると。

 

都ーみやこ・ト・ツ

和訓の「みやこ」は「宮ところ」から。

「者=台上にしばを多く重ねた形」で、多くの人が集まるところ。

都忘れキク科の花であります。都を忘れるほど美しい花ということであります。

承久の変で敗れて佐渡に島流しになった順徳上皇が、この花を見て慰められ都を忘れようとしたという話があります。

 

郵ーしゅくば・ユウ

垂=地の果て」で、辺境の地に設けられた文書を伝達するための宿場でありました。

また、伝達を引き継ぐ宿駅のこともいいます。これが「郵便」となるのであります。

 

【阜ーこざと】

 

阿ーおもねる・ア

可=かぎ型に曲がる」で、おかの曲がったところ、くまの意味。

おもねる」はこの曲がったからで、自分の気持ちを曲げて従うということであります。

 

限ーかぎる・ゲン

「艮=ある範囲にとどまる」で、おかなどで、ある範囲を限る。

 

院ーかきね・イン

完=垣に通じ家の土塀」で、堅固なかきの意味。

日本で上皇、法皇の尊称で「院」というのは、御所を「院」言ったところからであります。

院政ー上皇、法皇の行う政治。

 

陰ーかげ・イン

「今=含むに通じる」に「云=雲」で、雲が太陽を覆い含むから、くもり、かげの意味。

陰気は陰(ー)で気がふさぐこと。

 

陽ーひなた・ヨウ

易=ひがあたる」で、おかの日の当たる側。

陽気は陽(+)で、はればれとし元気にふるまうこと。

 

防ーふせぐ・ボウ

方=はりだす」で、はりだしたおか、つつみの意味で、つつみでふせぐの意味。

 

防秋(ぼうしゅう)

北方の外的を防ぐこと。

なぜ「秋」かというと、秋になると外的の遊牧民の馬が肥えて力を増して、襲ってくるというところからで、秋高く馬肥ゆ(天高く馬肥える秋)とはこのことでありました。

まだまだたくさんありますが、今日はこれくらいで。

 

今日一日幸運でありますように 

 

                      誤字脱字ご容赦ください。

 

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)

暮らしのことば 語源辞典(講談社)

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

部首ときあかし辞典(研究社)

ウキィディペディア (読み物としても面白いですね

 

2016.9掲載再考