精霊たちーハガキ大ペン画  | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

      

 

 

ことばの物語  <ーすもも・リ・ーダイ>

「千文字」の『果珍李柰』の『李』と『柰』です。

『果珍李柰』はスモモとカラナシは珍しい果物ということ。

 

<すもももももももものうち>

まさしくこの通りで『』の語源は「酸っぱい桃」。

須毛々」とも書く。

 須毛毛毛毛毛毛桃のうち?

 

李杜の国』と言う本がありましたが、中国ですね。

詩人にとって李白杜甫と言うと神様みたいなもの

です。

武芸者にとっては『少林寺』、仏教徒にとっては『

教伝来』の国。

劇画フアンにとっては、『三国志』『水滸伝』『西遊

』の国であります。

李白は中国盛唐の詩人で、字は太白、号は

蓮居士

太白の名は、母親が李白を産むときに太白(金星)

を夢に見たところからと。

偉人の出生には瑞兆の逸話がつきものですね。

奔放で自由な詩風で、生き方そのものでもありま

した。

若い頃は、剣術を好み任侠の徒とも交わったり、

道士の修行をしたりして、あちこちと放浪します。

そんな中、高宗の孫娘と結婚し、長安に滞在し

ます。

玄宗妹の道士玉真公主にその才能を認められ、

推挙されて、玄宗の側近として仕えます。

それも3年程度で、奔放さが官僚の恨みを買い、

宦官の高力士の讒言で長安を離れます。

   李白一斗 詩百篇

   長安上 酒家に眠る

   天子呼び来れども 船に上らず

   自ら称す 臣は是れ酒中の仙と

友の杜甫が詠んだ『飲中八仙歌』であります。

酒に酔い、水に浮かんだ月を取ろうとして、舟か

ら落ちて死んだと言います。

享年61歳。

詩仙と呼ばれます。ちなみに杜甫詩聖

日本ら留学していた阿倍仲麻呂とも知り合いで、

仲麻呂か帰国の途中、舟が難破して死んだのを

悼む詩も作られていると言います。

 

唐代の詩人の名家を指して「李杜韓柳」という。

李白、杜甫、韓愈、柳宗元をさします。

 

第一、第二の辞書

<「」は「」に「」で、実が沢山なるすもも

の意味>

字義としては、

裁判官理・吏

使者行李

の意味を持ちます。

 

語彙はほとんど人の名前ばかり。

中国で一番多い姓は「王」さんで、次は「李」

さんと。

ただ、「李」のつく著名人は、詩人、政治家が

多くありました。

」の始祖は「李淵」。

李朝」というと、朝鮮王室で、李成桂が高句

麗を滅ぼして朝鮮国を造ります。今の韓国で

すね。

 

【成句】

 

李下に冠を正さず

李の下では、たとえ冠がまがっていても、手を

上げて直そうとしない。それは、李を捕ろとして

いると思われないためである。

少しでも人に疑われるようなことはしないとい

うこと。

 

李下に蹊径無し

李と政治家の李氏を懸けたもの。

蹊径は小道。

りっぱな役人のもとでは、不正が行われること

がない。

甘い汁を吸おうと近づいてくる人がいないため、

道も出来ないと。

 

桃李は一旦の栄花、松樹は千年の貞木

貞木は常緑樹のこと。

華やかな桃や李の花はすぐに散ってしまうが、

松はいつまでも変わらない。

人も正しくまっすぐな心を変えることなく、

身を固く処していかねばならない。

 

桃李言わざれども下自ずから蹊を成す

徳が高く、尊敬される人物のもとには世間の

人が慕って集まるのたとえ。

司馬遷史記で述べた言葉で、

前漢の李広は、人情に厚く清廉な武将で、

下賜された恩賞は部下に与えしまった。

この李広をたたえてこの言葉を付したのであ

ります。

李広は狩りに出て、叢の石を虎と思って放った

矢が、石を貫いたという石に立つ矢」の故事の

主人公でもあります。

李広は、60歳を超えて匈奴討伐に志願し出征し

たが、武帝がいたわって後方に配したため、主力

軍に合流に間に合わず、軍規上、形だけの調査を

受けるが、それを恥として、軍営で自ら首を切って

自害した。

李広の孫が李陵で、司馬遷の宮刑へと繋がって

行きます。

 

 

リンゴ属の一種。リンゴに似た小さなカラナシ

こと。

柰花というと茉莉(ジャスミン)の別名。

字解は「」に「示=祭壇」で、祭壇に供えるリン

ゴの木を表す。

三冊の辞書の一冊にしか載っていませんでした。

ほとんど目にする事のない字ですね。

 

明日からは「千文字」の『菜重芥薑』の漢字を勉

強していきます。

 
2018.9掲載再考

 

 

今日一日 幸運でありますように!

 

 

                  誤字脱字ご容赦ください。